【バレンタイン企画】チョコ嫌いが1か月間真剣にチョコと向き合ってみた。
こんにちわ。
アカクロです。
今週のお題「わたしとバレンタインデー」
本日はバレンタインデーですね。
バレンタインデー、または、聖バレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。
上記の引用が正しいバレンタインです。
「日本人はカップルでイチャイチャしくさって、チョコのように甘い恋してんじゃねーよ人死んでんだぞ!」っていう話題で盛り上がる時期でもあります。
2月14日はバレンタインデーです。 日本では、女性が、好きな男性に気持ちを伝えるためにチョコレートを贈る日・・・といわれていますね。 ここ数年は、好きな男性や義理チョコだけではなく、自分へのご褒美としての「自己チョコ」や、お友達への「友チョコ」なども登場していて、随分と賑やかになっています。
日本での認識は完全にこっちですもんね。
アカクロが小学校の頃は、もうバレンタイン=愛をチョコで伝える日でした。
朝から貰えないかとそわそわする男子。普段は使わないワックスをその日だけは家族のをこっそりもらい慣れない手つき髪を上げてみる。当日だけ格好つけても意味がないことにも気づかずに。
仲のいい女子が少しいる男はきっと貰えるだろうと余裕ぶってみたり、クラスの人気者はだって少しだけ楽しみにしていたり。
女子は女子で色めきだち、友チョコへの配慮やお返し目当ての義理チョコのしたたかさが見え隠れする日。
アカクロにもありました。そんな甘酸っぱい青春ってやつが。
・・・あったかな? ありましたよね? うん、多分あった(多分)。
みなさんは今日、思いの人に渡せましたか?
もしくは思いの人からもらえましたか?
そんな人が一握りでもいるのであれば、このバレンタインデーという日に、この日本での慣習に、きっと意味があったのだと言えるでしょう。
アカクロは正直バレンタインが嫌いです!!!
なぜならチョコレートが苦手だから!
今までの人生でアカクロが最も理解されないことの一つです。
あの触感というか、後味というか、食べた後の口の中で粘つく感じがとても苦手です。
もともと甘い物があまり好きではないのもありますが、その中でも群を抜いてチョコレートが嫌いです。
「甘党男子」とか、「男だって甘い物が好きでもいいじゃない!」みたいな風潮が盛んである昨今、様々な場面で甘い物を食べさせようとする勢力に遭遇するのですが、
必要な甘味料とかすき焼きに入れる砂糖で十分ですから!
・・・とはいえ。
時代の流れはやはり甘い物好きの男子に向いてきている。
その流れに逆らうのは賢い選択とは言えません。正直バレンタインチョコとかほしい
やはり好き嫌いは克服しなければ!
ということで
まずはチョコレートに歩み寄ることから始めようと思います。
大事なのは敵を知ること。
かつての中国、南北朝時代、南朝宋の名将である檀道済(たんどうさい)は言いました。
「三十六計逃げるに如かず」
あっこれちげーや。
はい、まずは買ってきましたチョコレート効果。
友人に、
「なんか甘くないチョコないん?」
と尋ねたら、
「甘くないチョコとか食えるウンコみたいなもんだろ」
と相当な悪態を吐かれながらもなんとか情報を経たチョコレートです。
そんなわけでこれから一か月間、チョコレートを学んでいこうと思います!(現在1/14)
手順はこうです。
とりあえず毎日一枚チョコを食う
↓
ついでにチョコについて学ぶ
↓
嫌悪とは知らないことから来る恐怖である
↓
チョコ嫌い解消!?★💛💎
どうですかこの名案。確実にチョコ嫌いを克服できますね。
みなさんも苦手な食べ物でレッツトライ。
1日目
初日です。
まずは食べてみましょう。
いや甘いわ。
カカオ72パーセント全然甘いわ。
いきなり挫折しそうです。
噛みしめた瞬間の苦みはいい。だけど噛めば噛むほど甘みが広がり、最初に感じた苦みを溶かすように本来の甘み以上に味覚を刺激する。鼻から抜けるカカオの香りに一瞬甘みを忘れるもチョコレート特有の口に残る感じが甘いということを思い出させる・・・。
多分食戟のソーマなら脱衣するような感想ですが、甘い物嫌いにとっては普通に地獄でした。
でもまだ初日、あきらめるわけにはいかねえなあ!
3日目
ちゃんとこの三日間、一枚ずつチョコを食べてきました。
まだチョコには慣れません。
アカクロが甘い物を好きではないことを知っている友人たちの前で食べることもあったので、克服したと勘違いされてスイパラに連れていかれるというハプニングもあり、早々に心が折れそうです。
スイパラでは延々にカレーのルーだけをすくい続けました。
イメージほど具材も入っていなかったのでほぼカレー味の水を飲んでいるような感覚です。それがルーだよ
ちなみにこの後カレーの横にあった成分表に「隠し味にチョコレート♡」とウサギのイラスト付きで書いてあることに気づき、この夜正座をしているアカクロに笑いながら板チョコをこすりつけてくるウサギの悪夢にうなされました。
夢なのにカカオの香りと板チョコの擦れる強い痛みに襲われたんですけど、これもうやめた方がいいですかね?
5日目
いやもう本当に、甘い物嫌いを舐めないでほしい。
朝に食べてみたり昼に食べてみたり夜に食べてみたり。食前に食べてみたり食後に食べてみたりしましたが、わかったことは一つだけでした。
牛乳って超おいしい!
5日目にして気づいたのですが、チョコの味を消すなら牛乳が一番ですね!
牛乳で舌を洗い流すように飲みこむと、カカオの香りだけ残って風味もグッド。
チョコは甘みさえなければ好きということがわかりました。
つまり甘みを感じさせなければ、アカクロのチョコ嫌いも解決なのでは・・・?
10日目
まあ、無理だよね。
甘みだけ消すとか、さ。
別のチョコ買うしかないよね。
とりあえず今日も牛乳がウマイ。
15日目
ついに半分まできました。
この十五日間ですでに大きいサイズの牛乳パックが20本消費されています。
セールのものを買っているのに計2700円かかっています。
チョコレート効果の4倍て・・・。
相変わらずチョコは苦手ですが、カカオの香りは好きになってきました。
ただ、これまで己を知るためにチョコに向き合ってきたのですが成長が見られないので、次は敵を知ろうと思います。
めっちゃ気になる。
小さい頃、アカクロは「チョコレートは肌に悪い」というのを聞いたことがあります。
なんか国語の教科書で小中学校ぐらいに読んだ覚えのあるのですが、読者様の中にタイトルのわかる人はいませんか?
まあそれはさておき。
美と健康を考えた、高カカオポリフェノール・・・?
え、チョコって美容にいいの!?
カカオポリフェノールの栄養素
調べてみると、血圧低下、動脈硬化予防、美容効果、アレルギーの改善、脳の活性化、便通改善、etc・・・。
え、盛りすぎじゃね?
カカオポリフェノールなろう主人公かよ。
「流行りの異世界転生してみたらカカオポリフェノールになれたから魔物たちを体調改善して世界を掌握してみた」かよ。
肉食の魔物たちばかりの世界に現れた主人公(大体社畜)がカカオポリフェノールとなり、異世界で魔物たちが健やかに生きれるように世界中を旅しながら救世主として崇められていくんですかね。
「これは太古の時代に失われたという木の実でしか補えない栄養素!? いったいこれは・・・」
「ただのカカオポリフェノールだが?」
という展開はあるんでしょうか。
「ありがとうございます! あの子を救うためにさぞや高価な薬を買っていただいたのでしょう」
「ふん、ただ俺を食べただけだ。1ルピーたりとも金などかかってはいないさ」
とか、
「なんで!? あんたはさっき食べつくして死んだはず。生き返る魔法なんて存在しないのにッ!!!」
「やれやれ、それでは食われて死んだだけで、本当に死んでしまうではないか?」
みたいな展開の末、最初は敵対していたツンデレ金髪ツインテールのエルフに恋をされてしまうのでしょうか。
徐々に明らかになっていく世界の正体、同じく異世界転生し現れた悪玉コレステロール、オークの肥満、ホビットの成長障害。
気だるげなカカオポリフェノールは、いつだって大事な時は動いてくれるのでしょうね。
・・・脱線しました。
カカオポリフェノールの栄養価があまりにも設定モリモリだったので。
完全になろう系アンパンマンができあがりました
少しだけ、彼を知ることができた・・・。
カカオポリフェノールは、俺たちの未来のために摂取するんだ!
(ここで旅立つカカオポリフェノールの背中の扉絵)
25日目
ついに苦痛がなくなりました。
甘い物を克服した、というより、もうなんか味とかわかんなくなってきた、というのが正確ですが、もう大丈夫です。
この10日間、異世界転生するカカオポリフェノールの資料集めにチョコレートを調べたので記載します。
※最悪引用文は読まなくて大丈夫です。
まずチョコとは、
チョコレートは、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品である。略してチョコともいう。ショコラと呼ばれることもある。
また、その歴史は古く、
紀元前2000年ごろから主に中央アメリカにおいてカカオの栽培が始められ、アメリカ先住民族の間で嗜好品や薬用として珍重され、マヤ族、のちにはアステカ族も貨幣として使用したそうだ。飲み方は、コーンミールやトウガラシを入れることが普通であった。
カカオは1492年にクリストファー・コロンブスによってヨーロッパへと紹介され、やがてアステカ帝国などの中央アメリカ諸王国を滅ぼしてこの地方を支配したスペイン人にも好まれるようになった。この過程で、スペイン人はチョコレートの苦味を打ち消すためにトウガラシの代わりに砂糖を入れるようになり、このやり方が他のヨーロッパの国々に伝わる際も引き継がれた。17世紀中ごろにはイギリスに到達し、そのころ隆盛したコーヒー・ハウスにおいてもさかんに供された。この時期には、チョコレートはヨーロッパの王侯貴族や富裕層にとって贅沢な飲み物として受け入れられていた。
19世紀に技術革新が次々と起こって現在のチョコレートの形が成立した。まず、1828年にはオランダのコンラッド・ヨハネス・バン・ホーテンがココアパウダーとココアバターを分離する製法を確立し、1847年にイギリスのジョセフ・フライが固形チョコレートを発明し、1875年にはスイスの薬剤師であるアンリ・ネスレとショコラティエのダニエル・ペーターがミルクチョコレートを開発した。さらに1879年にはスイスのロドルフ・リンツによりコンチェが発明され、ざらざらしていた固形チョコレートが滑らかな口当たりのものへと変化した。上記の発明は「チョコレートの4大技術革命」とも呼ばれ、これらの発明によって固形チョコレートはココアに代わってカカオの利用法のメインとなっていった。
大体4000年ぐらいの歴史があるみたいです。
しかも元々は飲み物だったとか。
じゃあ牛乳で流し込むの正解じゃね!?
30日目
ついに食べ終わりました!
やっと・・・やっとだ・・・。
チョコの知識を深め、毎日チョコと向き合ってきたこの一か月。
アカクロにとって試練の一か月でした。
勘のいいみなさんならわかると思いますが、本当のことを言うとこちらは26枚入りなので数日サボっています。
それでも! アカクロは! 耐え抜いた!
気高き黄金の精神で! いともたやすくこの試練を! 潜り抜けたのだ!
というわけでチョコと少しだけわかりあうことができました。
最後に言わせてください!
以上です。
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