福祉新聞〈障害者就労B型〉高工賃と満足度は無関係 民間調査

福祉新聞』という、福祉系の情報サイトがあるんだが、そこに興味深い記事が載っていた。その名も『〈障害者就労B型〉高工賃と満足度は無関係』というものだ。

要は、B型作業所へ通っている人の多くは、工賃が高いからといって必ず満足しているとは限らない、という話なんだけど、自分も「それはそうだなぁ」と思って紹介してみた。
勿論、工賃が高いに越したことは無い。でも、上司たる施設職員の人柄や態度、一緒に利用している人達との人間関係など、一般企業でもネックになる項目は、作業所でも同じようにネックになっていて、私はそのあたりが耐えられず前の作業所を変える羽目になったと言っても過言ではない。

それにしても、私は「個別に支援を受けている」と言う実感を、今の作業所で感じたことは無い。むしろ、そのあたりは前の作業所のほうが実感していた。定期的に個別面談があって、目標を決めて、振り返りをして。
でも、もしかしたらそれが嫌だったのかな、と今になって思う。個別面談は個別面談なんだけど、どちらかというと、職員が「有無を言わさず利用者にやらせている」って感じで、職員の自己満足になっていた面は否めない。
しかも、私は前の作業所の中では障害の程度が軽いと思われていたせいか、何かトラブルがあっても「erikoさんが変わればいいだけ」「考え方を変えよう」等、私に非があるかのように言われていて、どんどん不信感が募っていった。

そこらへんを考えると、少なくとも私は「個別に支援を受けている」ことが満足度を高めることには繋がらないタイプなのだろう。
それよりはやはり仕事内容と、一緒に働く利用者の意識が、重要かなぁと思う。