新型コロナウイルス感染症のため無観客開催となる2020年の日本ダービー(GⅠ)。
今年はコントレイルの1強にサリオスやサトノフラッグなどが続く形となっています。
 

2020年の優勝はどの馬か、過去10年の血統面、データ傾向からダービーの優勝馬候補を紹介します。
 
 

   ◆過去10年の血統傾向
東京2400mで行われるということで、サンデーサイレンス系とキングマンボ系が強いレースとなっています。
サンデー系は過去10年で7勝と好成績で、そのすべてが現役時代に芝2400m以上のGⅠを優勝した種牡馬です。
特にディープインパクト産駒は37頭が出走し勝ち馬は5頭、勝率12.5%と好調です。
今回はアルジャンナ、コントレイル、サトノインプレッサ、サトノフラッグ、ブラックマジック、レクセランスの6頭が登録しています。
 
 
キングマンボ系は過去10年で27頭が出走し勝ち馬は3頭と好成績です。
キングマンボ系はサンデー系にも負けないスピードがあるため、ダービーに強いのかもしれません。
今回はエヒト、マンオブスピリットの2頭が登録しています。
 
 

母父はネイティヴダンサー系が不調です。
過去10年で31頭が出走し勝ち馬は1頭のみ、勝率3.2%となっています。
今回はウインカーネリアン、ガロアクリーク、コントレイル、サトノインプレッサ、ダノンファラオ、ビターエンダー、ブラックホール、メイショウボサツの8頭が登録しています。
 
 
 
   ◆過去10年のデータ傾向
過去10年のデータ傾向で特徴的なものがあります。
馬番1番が好調、4月生まれは不調、騎手の乗り替わりは不調、前走上がり3位以内が好調、前走皐月賞と京都新聞杯組が好調、の5つです。
 
 

馬番1番が好調です。
過去10年で3勝、複勝率は60%と好成績を残しています。
去年もロジャーバローズが優勝しているように、人気薄でも馬券のヒモには加えておきたいところですね。
 
 

4月生まれは不調です。
過去10年で41頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はウインカーネリアン、コントレイル、ビターエンダー、ブラックマジックの4頭が登録しています。
 
 

騎手の乗り替わりは不調です。
過去10年で乗り替わった馬の優勝はありません。
今回は上位人気が予想されるサトノフラッグ、アルジャンナなどが乗り替わりそうなので注意が必要です。
 
 

前走上がり3ハロン3位以内が好調です。
過去10年で8勝しています。
東京芝は最後の直線が長いので決め手がある方が良いようです。
 
 

前走皐月賞と京都新聞杯組が好調です。
過去10年の勝ち馬のすべてがここからでした。
 
 
 
   ◆血統面、データ面からの推奨馬
では、血統面、データ面からの推奨馬を紹介します。
 
 

まずはディープボンドを推奨します。
血統面では父が現役時代に2400mのGⅠを優勝したサンデーサイレンス系のキズナなので評価できます。
父のキズナも京都新聞杯を勝ってダービーを優勝したので、ディープボンドも一発があっても不思議ではありません。
 

次にコントレイルを推奨します。
父はディープインパクトなので評価できます。
データ面では不安要素が多いのですが、やはり実力はこのメンバーでも最上位なので期待大です。
 
 

最後にマンオブスピリットを推奨します。
血統面では父がキングマンボ系のルーラーシップなので評価できます。
ここ3走はすべて上がり3ハロン1位なので、決め手に期待できそうです。

 

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