フランチャイズ加盟というと、誰でも簡単に加盟できると考える人が少なくないですが、実際の加盟手続きはフランチャイズ本部によって色々ですし、加盟のハードルもあって簡単ではありません。
事業内容のしっかりしている本部は厳しいチェックがありますし、いい加減な本部の審査はゆるゆるです。ここで初めて、フランチャイズ本部には、天と地の違いのあることを知る人が少なくなくありません。
本部に対し加盟したい旨の意思表示をした後で、加盟希望者に書類の提出が求められます。「住民票」「健康診断書」「家庭状況」「印鑑証明書」「預貯金の剤高証明」「納税証明書」土地や建物を保有している場合は「謄本」
これらが代表的な提出書類です。この他にも、本部によっては職歴や資格などの書類を求められます。また、連帯保証人が求められるケースもあり、その場合は保証人の「同意書」「住民票」「印鑑証明」が必要になります。
フランチャイズビジネスを甘く考えている人は、この書類提出で考え込む人が少なくありません。本部にとっても、ここでのハードルによって、加盟希望者に対し優位な立場に立つことになります。
【ひと言】
事業を行う場合、事前準備をどれだけしておけるかによって、開業後の展開は大きく変わります。常に仕事に追われて仕事をしている人と、仕事を追いかけている人では、おのずと事業の業績にも大きな差がでます。面白く仕事ができ、時間的にも余裕をもつために、事前準備を疎かにはしないことです。
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