西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【週末ジャカルタ鉄1】NH871便(羽田22:55→ジャカルタ4:50)搭乗記

f:id:nishiuraexp:20200216180948j:plain

金曜日の夜21時前。仕事を終え飛んできた羽田空港。国際線ターミナル。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181011j:plain

今回は22:55発のNH871便でジャカルタへ向かいます。

インドネシアの首都ジャカルタは、数百両単位で輸出された首都圏のJRや営団(東京メトロ)の中古車両が今も活躍をつづけていることで知られています。

中でも多くの路線が集まるマンガライ駅は「ジャカルタの新宿駅」の様相を呈しており、

常に列車の発着を伝える現地語の肉声アナウンスと発着ベル代わりの「ウエストミンスターの鐘」が構内に響き、

日本時代のまま或いはそれを上回る10両以上の編成を組んだ中古車両が絶えず満員の客を乗せて出入りしています。

駅の様子は「ジャカルタ鉄(多くは日本人)」の皆さんがYOU TUBEなどに多数投稿しており、

それを見て一度は訪れたいと思っている日本の鉄道ファンは少なくないはずです。筆者もそんな一人でした。

そして今回連休ではない普段の週末に弾丸行程で訪問することにした次第です。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181039j:plain

搭乗口は147番。

保安検査を抜けて左方向に歩いて114番搭乗口付近にあるANA ラウンジに向かいます。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181151j:plain

羽田空港国際線ターミナルのANAラウンジは、この114番搭乗口付近のものと保安検査を抜けて右手方向の110番搭乗口付近の2箇所にありますが、114番のほうが空いていることが多いようです。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181213j:plain

ANAラウンジでは空港を問わず同じBGM が流れていますが、

盲目のピアニストとして知られる辻井伸行氏の作曲(編曲)・演奏によるもので

個人的に印象に残った曲は「神様のカルテ」という同名の映画にも使われた作品のようです。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181236j:plain

ラウンジでの食事。

ラウンジカレーはJALの方が有名ですが、総菜にあったハンバーグを添えハンバーグカレーに仕立ててみました。

搭乗するNH871便のダイヤは羽田22:55→ジャカルタ4:50(日本時間6:50)となっており、機内食は深夜となる出発後は「おつまみ程度」、到着前に朝食として「食事」が提供されます。

そのため今回は搭乗後の機内食を気にすることなくANA国際線ラウンジの食事を楽しむことができました。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181304j:plain

22:20頃早めに搭乗口へ。

ラウンジは114番搭乗口付近、搭乗口は147番で離れているようですが、実は隣り合っていると言ってもよい位置関係にあります。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181329j:plain

昨年SFC取得に向けて多数搭乗した際に溜まっていたマイルは前回のカナダ旅行で使い果たしたので、今回は不本意ながら有償航空券でのフライトです。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181355j:plain

搭乗機。(復路のジャカルタ・スカルノハッタ空港で撮影した同型機)

 

f:id:nishiuraexp:20200216181415j:plain 

機内中程のエコノミー席(通路側)を確保しました。

真後ろは座席ではなくトイレになっており、気兼ねなくリクライニングを使えるほか、自らが用事をすませるときも好都合というオススメ席です。

ちなみに搭乗前日まで窓側2席は空席になっていました。

JALやANAの東南アジア路線は現地法人や支社へ向かう日本人ビジネスマンが中心で、週末に「自腹で乗る」客はLCC に向かうため空いていると勝手に予測していましたが、

蓋をあけてみれば意外にも客の過半数はインドネシアの方のようで座席も8割程度は埋まり「3席使って横になっていけるのではないか」という淡い期待が実現することはありませんでした。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181435j:plain

エコノミーのシートピッチは国内線より若干広い程度。エアアジアなどLCCのエコノミー席と決定的な差はありません。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181516j:plain

ジャカルタまではダイヤ上7時間55分。実飛行時間は7時間15分と表示されていました。

欧米は遠く東南アジアは近いという漠然としたイメージが定着していると思いますが、往路に限れば最近訪れたカナダ・バンクーバーまでの所要時間との差は45分程度でしかありません。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181536j:plain

離陸後に配布された税関申告書と健康に関する申告書。

「健康」のほうには新型コロナウイルスに関する記述もあり、その流行を受けて急遽始まったものでしょうか。

ちなみに入国カードの記入は不要になったとのことです。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181552j:plain

消灯前に配られた夜食。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181613j:plain

眠りやすいよう、ラウンジでワインを飲んだのが良かったのか、深い眠りではないものの3時間以上は寝ることができました。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181645j:plain

到着2時間程前に朝食の配膳が始まりました。2種類のメニュー写真から選ぶスタイルです。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181702j:plain

ANAがJALより優れていると個人的に思うポイントの一つがアジア路線のエコノミーの機内食です。

今回も「彩り」「味」とも十分な内容でした。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181721j:plain

朝食後の機内。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181738j:plain

定刻より少し早くジャカルタ・スカルノハッタ空港にアプローチ。

 

f:id:nishiuraexp:20200216181754j:plain

現地時間の午前4:30頃に降機しイミグレに向かいました。イミグレへの通路沿いにはイスラム教徒が多い国らしく祈祷室が用意されています。 

 

このあと少し待って空港鉄道の始発でジャカルタ市街へ向かいました。

空港鉄道は都心側が不便で利用者数が振るわない状態が続いていたようですが、2019年秋からターミナル駅のマンガライ駅に乗り入れるようになり利便性が増しています。マンガライ駅までの所要時間は約50分です。

続きはこちらです。

 

www.nishiuraexp.com

 

 

 

www.nishiuraexp.com

 

 

www.nishiuraexp.com