三菱マテリアル【5711】高めの配当利回り・株価は下落から上昇推移

総合材料メーカーの三菱マテリアル(5711)、割安感があり、高めの配当利回りです。配当状況に加え、業績推移、株価チャートと株主優待制度を確認していきます。

三菱マテリアルのPOINT
  • 割安感あり、高めの配当利回り
  • 配当は業績連動感あり、不安定な推移
  • 株主優待はオマケ的な印象
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三菱マテリアルの株価情報と配当・優待

三菱マテリアルの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年3月19日終値時点)

株価:2,927円
予想PER:10.06倍
PBR:0.61倍
予想EPS:290.89円
時価総額:3,849億円

最新の株価参考:三菱マテリアル(株)【5711】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:94円
予想年間配当利回り:3.21%

配当金の推移について

下記は三菱マテリアルの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

2021年3月期は減配、2022年3月期は普通配当60円、特別配当30円。2023年3月期は再び50円に減配も、2024年3月期は大きく増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が32.1%、2024年3月期の予想が約32%です。

配当方針の確認

「2023年度から2025年度までにおいては配当性向30%を目途に利益還元を行う」としています。

参考:配当|三菱マテリアル

株主優待について

株主優待制度は「金・銀・プラチナ等の購入・売却での優待」を実施。優待権利月は3月と9月です。

他にも観光施設の無料利用があります。

参考:株主優待制度|三菱マテリアル

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三菱マテリアルの業績推移と株価推移

三菱マテリアルの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は三菱マテリアルの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期の最終損益は728億円の赤字に。2022年3月期は大きく増収・増益となりましたが、2023年3月期は減収・減益に。

2024年3月期は営業減益・経常増益見通しとしています。

参考:業績|三菱マテリアル

株価のチャート

下記は三菱マテリアル5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に大きく下落。その後は上昇する場面もありますが、厳しめの推移が続いていました。

2023年以降で見ると上昇推移しています。

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三菱マテリアルの事業内容と財務状況

三菱マテリアルの事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱マテリアル(5711)の概要

三菱マテリアル株式会社(みつびしマテリアル、英名:Mitsubishi Materials Corporation)は、三菱グループの大手非鉄金属メーカーである。伸銅品で日本国内シェアトップ。

銅製錬、セメント製造、金属加工(自動車部品の製造等)、アルミ缶製造などの事業を行っている。1990年に三菱金属と三菱鉱業セメントが合併して現在の社名となった。三菱系企業としてのルーツは1871年からの炭鉱事業にさかのぼる。

三菱マテリアル – Wikipediaより抜粋

主要事業は「セメント」、「金属事業」、「加工事業」。他にも「電子材料」、「アルミ事業」など多くの事業を行っています。

3カ月決算の実績

下記は三菱マテリアルの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は560億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は三菱マテリアルのキャッシュ・フロー推移です。

2022年3月期の営業CFは大きく減少しています。

三菱マテリアルの配当・優待について

割安感があり配当利回りは高めですが、不安定な印象も受けます。

株主優待制度を実施していますが、オマケ的な印象を受け大きく株価に影響するものではないと見えます。

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