三菱自動車工業【7211】配当回復推移も利回り高くない・今後に期待か

日産自動車傘下の三菱自動車工業(7211)、配当は無配転落から回復推移も利回りは高くないです。株価指標と業績推移、配当推移と株価チャートを確認していきます。

三菱自動車工業のPOINT
  • 株価は不安定なレンジ推移
  • 配当は復配し、今後に期待
スポンサーリンク

三菱自動車の株価情報と配当・優待

三菱自動車工業の株価情報と業績推移・株価チャートを確認していきます。

株価の指標(2024年2月2日終値時点)

株価:448円
予想PER:4.76倍
PBR:0.73倍
予想EPS:94.06円
時価総額:6,676億円

最新の株価参考:三菱自動車(株)【7211】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:10円
予想年間配当利回り:2.23%

配当金の推移について

下記は三菱自動車工業の配当金推移です。

三菱自動車工業の年間配当金推移

2019年3月期:20円
2020年3月期:10円
2021年3月期:0円
2022年3月期:0円
2023年3月期:5円
2024年3月期:10円(予)

2020年3月期は期末配当を見送り減配、2021年3月期、2022年3月期は連続無配となりました。2023年3月期は復配、2024年3月期は増配予定としています。

配当性向は2023年3月期は4.4%、2024年3月期の予想が約11%です。

参考:株主還元|MITSUBISHI MOTORS

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

スポンサーリンク

三菱自動車の業績推移と株価推移

三菱自動車工業の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は三菱自動車の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期は出荷台数の減少・為替影響などにより最終赤字で着地。

2021年3月期は大きく赤字となりましたが、2022年3月期は回復。2023年3月期は大きく増収・増益となりました。

2024年3月期は営業・経常増益見通しとしています。

参考:業績・財務ハイライト|MITSUBISHI MOTORS

株価のチャート

下記は三菱自動車工業5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で下落していましたが、2021年は底値から抜けて推移。

2022年4月から上昇していましたが、2022年9月以降は株価が大きく動きながら不安定なレンジで推移しています。

スポンサーリンク

三菱自動車の事業内容と財務状況

三菱自動車工業の事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱自動車工業(7211)の概要

三菱自動車工業株式会社(みつびしじどうしゃこうぎょう、略称:三菱自動車(みつびしじどうしゃ)・三菱自工(みつびしじこう)、英語: Mitsubishi Motors Corporation、略称:MMC)は、日本の自動車メーカー。

2016年10月に日産自動車が筆頭株主となり、日産自動車とフランスのルノーと共にルノー・日産・三菱アライアンスを構成している。

三菱自動車工業 – Wikipediaより抜粋

筆頭株主は約34%の株式を保有する日産自動車、次いで約20%を保有する三菱商事です。海外売上比率が高いです。

3カ月決算の実績

下記は三菱自動車の連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は2,100億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は三菱自動車のキャッシュ・フロー推移です。

2021年3月期の営業CFはマイナスとなりましたが回復しています。

三菱自動車の配当について

配当は無配から復活していますが、完全回復とはいかず利回りは高くはないです。

業績は回復しており、配当性向も低めなので今後の配当がさらに回復して利回りが高くなる可能性も考えられそうです。

タイトルとURLをコピーしました