野菜や花の種や苗の販売を行うサカタのタネ(1377)、株主優待制度はカタログギフトを実施。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
サカタのタネ株価情報と配当・優待
サカタのタネ、株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年1月16日終値時点)
株価:3,780円
予想PER:20.95倍
PBR:1.14倍
予想EPS:180.39円
時価総額:1,792億円
最新の株価参考:(株)サカタのタネ【1377】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年5月期の予定年間配当:55円
予想年間配当利回り:1.46%
配当金の推移について
下記はサカタのタネ、配当金推移です。配当権利日は11月(中間配当)と5月(期末配当)です。
2024年5月期は据え置き予定としています。
配当性向は2023年5月期が25.7%、2024年5月期の予想が約31%です。
株主優待について
株主優待制度は「オリジナルカタログ商品ギフト」を実施、優待権利月は5月です。2024年5月の優待から1年以上の継続保有が対象です。
保有株式数 | 優待内容 (保有期間 1年~5年) | 優待内容 (保有期間 5年以上) |
---|---|---|
100株から299株 | カタログギフトA | カタログギフトB |
300株から999株 | カタログギフトB | カタログギフトC |
1,000株以上 | カタログギフトC | カタログギフトD |
優待利回り
カタログギフトなので商品により多少値段の違いはありますが、100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.3%です。
参考:株主優待|サカタのタネ
サカタのタネ業績推移と株価推移
サカタのタネ、業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はサカタのタネ、売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年5月期は出荷を早めたこともあり増益で着地。2022年5月期は上方修正を行い増収・増益に。
2024年5月期は経常減益見通しとしています。
株価のチャート
下記はサカタのタネ、5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に大きく下落しましたが、すぐに上昇し元の株価に。
一時的な下落を除いて見ると3,000円から4,000円辺りのレンジで推移していましたが、2022年4月以降は業績好調さもありレンジを抜けて上昇。
しかし、2022年10月からは想定より厳しい業績発表で下落。2023年は警戒感のある動きをしています。
サカタのタネの事業内容と財務状況
サカタのタネ、事業内容と財務状況を確認していきます。
サカタのタネ(1377)の概要
株式会社サカタのタネ(英: SAKATA SEED CORPORATION)は、種苗会社である。
2006年、東京工科大学、独立行政法人産業技術総合研究所と共に土壌診断用バイオセンサーの研究開発を行い、世界で初めてその実用化に成功した。
サカタのタネ – Wikipediaより抜粋
サカタのタネは「花や野菜などの種・苗の卸売り」を主な事業として行っています。
海外卸売りの売上比率は約6割、北中米・アジア・ヨーロッパなどへ広く展開しています。
3カ月決算の実績
下記はサカタのタネ、各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較グラフです。
2024年5月期の連結経常利益は110億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はサカタのタネ、キャッシュ・フローの推移です。
2021年5月期に営業CFが伸びています
サカタのタネの配当・優待について
配当は安定的に増配推移していますが、利回りは高くはないです。株主優待の利回りも低めです。
自己資本比率が80%を超えており、キャッシュフローも問題なく財務状況は健全、自社開発品も多く開発力もあります。