(東洋医学的)介護覚え書〜私的介護の記録〜

老いて衰えていってやがては死んでいく、という誰もが避けられない問題に対しての東洋医学的?試(私)論

『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』〜介護の実感を描いてくれる......〜

2019-02-19 08:44:00 | 日記

テレビに映るゾンビの姿に、次第次第に認知症が進行していっている父の姿を重ねて......

昨夜、ビデオ録画していた『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』(NHK)を見た。

そこでは、ゾンビ化してしまって意思疎通を図ることが出来なくなっている、にもかかわらず人間だった時の趣味や癖を持ち続けているゾンビの姿が描かれていた。

こんな言い方をすると批判されるかもしれないとも思うが、自身ではそのゾンビの姿が認知症が進行していって、次第次第に理性的な行動が出来なくなり、意思疎通を図ることが困難になっていっている父の姿そのものに思えた。

それとともに、他の多くの家庭介護を行なっている皆さんは、どんな思いで衰えていく家族のことを介護しているのだろうか?と自身が同じ境遇にあるだけに「大変だろうなあ」と、暗澹たる気持ちになった。

しかしながら、同時に、自身はまだ恵まれている。それは父親が(要介護3レベル)まだいろんな事が介助してやれば自分で出来る状態であるので、それ以上に東洋(医学)的に対処する術(端的には問題解決の二重性の問題であり、どうにも解決しようの無い問題は「諦める」ということ)を青年時代に学ぶことが出来たから、と思えた。

またそれゆえに、東洋的、東洋医学的、ということを本ブログで説くことにも、意義がある!との思いになった。


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