5月16日の究極の散歩コース
まいどの事ながら、前日に父親から「明日友ヶ島へいくぞ」と言われ、どこやそれ?何があるんや?と思いながらも特に事前に調べることもせず、朝が早いのでさっさと寝た。
そして和歌山の加太から船に乗り約20分で解いた場所は・・山?森?何があるんかわからへん。
海はごっついキレイやけど。
父から「ここに有名な砲台跡があるねん。一回見たかってん」と告げられる。
到着した野奈浦桟橋の「らぴゅカフェで」焼きそばを注文。私だけ缶ビールも注文。
ここはジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界に似てるとかでアニメファンの方や廃墟マニアさんとかも訪れるそうです。そういえば一人で来てるっぽい若い子もいました。
さ、行こうかと出発。しばらくは海岸も見えてキレイな風景と心地よい風で気持ちよかったのだが、すぐに恐ろしい山道(獣道)が続きだした。と、いってもこの頃はまだ歩きだして数分やし元気もあった。
とりあえず第2砲台跡へ到着。
ボロボロになったレンガ・・これがラピュタの世界なん?私そんなにジブリ映画見てなくて、確かTVで「ナウシカ」と「もののけ姫」しか見たことない。つまりラピュタは見てない。父はジブリなんぞそれこそ知らんはず。
友ヶ島の事や砲台跡の歴史も知らん。←無知すぎるやろ!
舗装もされてない、石ころ、木の枝、松ぼっくりがゴロゴロ転がっていて、歩きにくい。そういえば船に乗るとき高齢の方達は登山ルックだった。それ見て父がそんな重装備せなあかんとこなんか?と言ってたが私に聞かれてもそれこそ知らんがな!と思っていた。でも中高年はそれくらいの重装備で来た方がいいかも。少なくとも靴は歩きやすくしっかりしたもの必要。若い子はめちゃ軽装で来ててけど。
途中、所々わずかだが展望台らしき眺望のよい場所がある。
と、言ってもほんまに所々で、そこまでの道のりも長い。
細く、柵もない山の傾斜に滑って落ちたらおしまいやんってな道が延々続く・・。
自分が連れてきたくせに父は「ぎゃーっつ!!いつまで歩くねん!ええかげんにせー」と道に文句言っていた。ほとんど休める場所もない。限界寸前の父は10分歩けば休憩する。ベンチなど座れるような所もないのでボコボコの切り株とかに座る。当然私もその間進めない。でもこんな所でくたばられたら救急車も呼べないやん・・と不安もよぎるくらいの山道。
そんな山道に文句言いながらもたどり着いた一番有名な第3砲台跡
本当に神秘的なたたずまいやった。ここへ着いたときは父ははしゃいでいた。
さっきまでの疲弊と文句はどこ行ったんや?
帰りの船は15:30、最終16:30もあったけどギリギリは怖いから絶対それに乗ろうと決めていたし、もう他を回る気力も無いのでこれで終了とする。
そこから戻る道もかなりキツかったがなんとか野奈浦桟橋へたどり着いた。その時ちらっと木の上に見えたリス(分かりにくいですが)後から知ったけどリスさんがあちこちに居るらしかったが、私はこの1度しか見なかった。
熊やイノシシとか蛇とか居てもおかしくない感じやったけどなぁ。
これも父の歩行能力維持の為の散歩のはずだが・・地獄の散歩になってしまった。
私らは全体の1/3も見てないと思うけど体力の無い親子にはそれで限界やった。完全に散歩の域超えてるやん!登山やハイキングが好きな人には楽しいかもしれません。
再び船で加太へ戻り、そこから近くにある「淡嶋神社」へ行った。
なんやかんやでまだ元気のある父親にびっくり。
お人形がたくさん居た。招き猫とかもたくさん居ました。
疲れ切った私らは神社の入口にあった「先田商店」に入った。
美味しい海鮮焼きを頂いた。大好物の牡蠣も食べた。もちろんビールも。
そしてこの店には猫がいっぱい。
畳の座敷はほとんど猫が占領していた。
店の外にも可愛い猫ちゃん
ありがとう、君らのおかげで疲れが少し吹っ飛びました。
そんな地獄の友ヶ島の動画です。
ポッピノのショート動画です♪
良かったらみてくださいね♪