先日スーパーに行くと、親が子どもに対して、
「転ぶと危ないから走っちゃダメ」と言っていました。

何気ないごく普通の光景なのですが、この言葉1つをとっても
発する言葉には気を付けなければいけないと思いました。

親としては未知の危険から子どもを守りたい一心で
このような注意をしたに過ぎませんが、人間の自然な性質としては
「転ぶと危ない」というイメージが先行してしまい
実際にその状態に向かって進んで行ってしまうことがあります。

まさに逆効果ですね（笑）

これから受験シーズンですが、間違っても受験生に
「早く勉強しなさい。そうしないと高校（大学）に落ちるよ」
なんて言わないようにしたいですね。

「今勉強して高校（大学）にすんなり受かると、あとは自由に
過ごせるよ」というように自分の考えではなく、子どもにとって
良い方向に進みやすい言い方を考えて言葉を発しましょう。

言霊といわれるように、言葉には強い力があると私は思っています。
言葉から教育を考えてみるのもいいのではないでしょうか。