「チコリコーヒー」ってあまり聞いたことがないという人多いのではないでしょうか。コーヒーが大好きで一日に十何杯も飲むので、さすがに血液がコーヒー色になりそうでカフェインの量も取り過ぎではないかと心配になりました。
そんなある日ノンカフェインコーヒーを探しているときにみつけたのがこのチコリコーヒーです。チコリコーヒーはノンカフェインだけでなく体にいい働きがいっぱいあるわりには知名度の低さとのギャップに驚きました。
今回はそのチコリーコーヒーに注目します。
チコリコーヒーって何?
チコリコーヒーは第二次世界大戦でコーヒー豆を原産国からヨーロッパに輸入するのが困難になり、コーヒーの代用品としてうまれました。
白菜を小さくしたような野菜のチコリーは新芽を日光に当てず白く育てたものです。通常の条件下だとトップの写真のような可憐な青い花を咲かせます。チコリコーヒーの原料はその根を焙煎したものでハーブコーヒーの一つに分類されます。
現在でもヨーロッパではチコリコーヒーは廃れることなく愛飲されています。
味はコーヒーと比べて遜色なく、牛乳とも相性がよくカフェオーレでよく飲まれたり、コーヒーにチコリをブレンドする「パリジャン・コーヒー」または「チコリブレンド」にするとかえってコーヒーの風味が引き立ちます。
コストは日本のインスタントコーヒーと同じくらいからで試しやすいですね。
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- ジャンル: ダイエット・健康 > 健康食品 > その他
- ショップ: 生活雑貨のお店!Vie-UP
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チコリコーヒーの成分
- イヌリン(水溶性食物繊維)
腸のぜん動運動を活発にさせ便秘解消や腸内のガスや老廃物、有害物質を体外に排出するデトックス作用があります。
また水分を吸収するとゲル状になり、胃腸内をゆっくり移動して等の吸収を穏やかにするため食後の血糖値の急上昇を抑制します。 - フラクトオリゴ糖
腸内でイヌリンがフラクトオリゴ糖に変化し善玉菌のエサ(プレバイオティクス)となり腸内環境が向上します。
ただのノンカフェイン飲料ではありません!メリットがこんなにもあります!!しかもコーヒーの味に遜色ないのでおススメです。
カンジダ菌とリキーガット症候群
カンジダ菌は体内に常駐する菌ですが、免疫が低下するなどでカンジダ菌が増えると腸内の悪玉菌を増殖させて腸に穴を開けるリキーガット症候群になります。
その症状は便の状態が不安定になる、集中力低下、疲労感、食後の眠気、かゆみ、膨満感、甘味の渇望と多岐にわたります。
コーヒーに含まれるカフェインは直接副腎を刺激してアドレナリンという興奮ホルモンを出させます。血糖値、血圧があがるため眠気覚ましによく飲まれますが、副腎を酷使するものです。
その副腎はカンジダ菌を抑制させる銅の成分を生成するところでありチコリコーヒーは副腎疲労のカフェインがなく、イヌリンがフラクトオリゴ糖となり腸内環境に寄与することからもコーヒーに代わる腸活にふさわしいドリンクといえます。
注意
いくらノンカフェインでも飲み過ぎは利尿作用が脱水症状になり、胃酸の分泌促進が胃酸過多になるなどメリットがデメリットになってしまうので注意しましょう。
チコリコーヒーを控えなくてはいけない人
- キク科アレルギーの人
- 妊婦
子宮への収縮作用とデトックス作用が悪影響になるおそれがあるためです。
まとめ ~ただのノンカフェインコーヒーにあらず~
チコリコーヒーの腸への働きは主にイヌリンとフラクトオリゴ糖が腸にぜん動運動させ、善玉菌の増やします。コーヒーが悪玉菌を増殖させるカンジダ菌を有利にさせてしまうのに対しチコリコーヒーにはその心配がありません。
まさに腸活しているなら必ず知っておきたいおススメ腸活ドリンクです。まずは早速コーヒーにチコリコーヒーとブレンドする飲み方から始めませんか?