昨日まで書いていた有馬温泉旅

温泉のことにつて触れていなかったのだけど、
特筆すべきことがあった


夕食後に温泉に入りに行ったら、
おばあさんが1人、お湯に浸かっていた。

浸かっていたというより、浮いていたの。


20190622


始めは、
「おばあちゃんが気持ちよさそうにしているわ~」
と思って、

私は先にざっとシャワーで身体を洗い、サウナへ向かった。
10分くらい入っていたかな?

サウナから出ると、おばあちゃんはまだ始めと同じ態勢のまま。

「よほど気持ちいのね~」

と思って、シャワーで汗を流し、温泉へ浸かった。

おばあちゃんが動く気配はない。

少し心配になってきた。
声をかけるべき??


でも、この態勢を維持するには、お湯の中とはいっても腹筋が必要だし、腕の力もいるし、バランス感覚も求められる。

だから溺れているとは考えられない。

顔は出ているしな。

声を掛けるのは余計なお世話というか、失礼に当たるだろうと判断し、
身体と髪を洗うために洗い場へ。

しっかりと全身を洗ってスッキリして、また少しだけ温泉に浸かってから出よう~
と思ったら、

おばあちゃんまだそのまま!!

もはや、心配から感嘆に変わった。
若者でも、その態勢を維持し続けるのは難しいわよ?



もしかして、温泉の仙人?神様?妖精さん?

私は今回温泉に来る前まで、発熱やら鼻炎やらで長らく体調を崩していたから、

「湯治の神」が現れてくださったのか?

と自分に都合の良い妄想に耽る。

うん、そう思うことにしよう。

ここでおばあちゃん、いや、神様がむくっと起きて温泉から出たりしたら興醒めよ。


私は自分の妄想を現実として留めるために、いそいそと温泉から上がり、
いそいそと着替えて部屋に戻った


世の中には理屈では説明できないことがたくさんあるからね。
あのおばあちゃんが神様とか仙人とか妖精さんではないと、言い切ることはせきないわ。

帰宅後、体調も良くなっているし・・・。

ありがとうございます。


☆応援クリックお願いします☆
人気ブログランキングへ