今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

担当者会議のあと 2

あまりにも色々あって頭が混乱していて、もう時系列なんてどうでもいいや!という気持ちになったりするのですが...。 

 

こうしてブログに向かってみると、自分自身の整理のためにも一つ一つ書いていこう、と思い直して葛藤しています...。

 

 

小トトロポーチ

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

~~ 担当者会議のあと 2 ~~

 

 

「もうね、いつもいつも人の悪口ばっかり。顔合わせればいやなことばっかり。もう顔見るのもいや!
「そんな、あんなに仲良くしてたのに…」
「わたしあの人たちと仲良くしたことなんで一度もないで?」

 

うそぉ…。

 

何か、感情の行き違いがあったみたいでした。

 

 

考えながら、ふつふつ怒りが沸いてきました。

 

ほら~、だから適度な距離を置いてる方が良いんだってば!
毎日三食、毎回顔を付き合わせると絶対にぶつかるんだってば!うちのお母さんはそういうのダメな人なんだって!ご近所づきあいも…PTAも…。
だからこちらも苦労してたのに。

 

そして、これは耳年魔でどこかのニュースで読みましたが、入居者さんのぼけ具合にしたがってピラミッドが出来たりするみたいです。
どこもきっと同じなのです。
あの人はボケているから、と馬鹿にするのは普通にあるみたいです。
言った言わない、ボケたボケてない、で言い合いになったり…。

 

これほど今、記憶ももたないし色々とあやしくなっているおばあちゃん。
あるあるな気がしました。

 

 

同時に、ぴょんぴょん飛びながら抱き着いて
「ここでお食事できる、良かったね~!!」
と言っていた姿を思い出しました。

 

あれは本当に何だったんだ...。
施設も、もしかするとお食事でお金を取っている部分はかなり大きいのかもしれません。

だから母のことをここでお食事できればいいのにね!!と誘導していたんじゃないだろうか?
顔も腫れてないし!(これはかなり根に持ってました)

 

あれほどおばあちゃんにしっくり来ていたようなこの施設が、突然、とても嫌な場所に思われました。
もう早く引越そうねという気持ちになりました。

 

 

グループホームについて
・特養…特別養護老人ホームと、自立型施設の間に位置する。
認知症であることが入居条件のひとつ
・ケアマネさんはグループホームが引き受ける。
・医療証や介護保険証までも施設が預かり、本当に家と同じぐらいまでお世話する。
・なるべくお年寄りは少ない人数で、職員は多い人数でてあつく見る。

 

金額は、こういった自立型の施設と特養との間ぐらいです。
特養に入るまでのつなぎ…といった位置づけのように思いました。

 

ケアマネさんが送ってくれた施設に、仕事中でしたがトイレ休憩の時に電話をかけました。
これでグループホームの予約は二つでした。

 

 

色々と重なるものです。
その夜に母の妹さんのおばちゃんから電話がかかりました。
「おばちゃん!!お久しぶりです!!」
「ねえちゃん、元気にしてる?」

 

とても元気そうです。
ほとんど何も変わらないしっかりした声に、ちょっと涙が出そうになりました。

 

 

 

→→ 担当者会議 3 に続く

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