大豆の煮物は大変と思っていませんか?
水にもつけずにすぐに煮る方法があります。

ひじきと大豆の直炊き

😊この料理に限って大豆を水に戻さないので、他の煮方をするときは数時間水に戻してくださいね


材料
ひじき10g
大豆  1カップ
水   3カップ
濃縮めんつゆ  大さじ2
みりん  大さじ1

作り方
昔はひじきを戻さずにいきなり煮ていましたが、
ひじきが自然に持っているヒ素が気になりだしたので、水を2回変えて戻してから使うことにしました。長時間つけると柔らかくなりすぎるので、5分ずつ2回水につけてざるにあげておきます。


大豆1カップは水洗いしてからすぐに鍋に入れ戻したひじきと一緒にして、
水3カップ、濃縮めんつゆ大さじ2、みりん大さじ1を入れたらすぐに火にかけます。


吹きこぼれやすいので高さのある鍋を使いました。

煮汁の色がひじきで見えませんので、白いお皿に取り分けてみました。


こんなに薄い色です。
水分がほとんどなくなるまで煮詰めるので、この薄い調味料でちょうど良い味になります。

大豆が新しいか古いかによって煮える時間が違います。

蓋を少しずらして弱火で40分ほどで煮えるはずですが、水分がなくなっても固いようでしたら、水を足しながら様子を見て煮てください。

少し固めの仕上がりです。
噛むという動作を思い出していただく料理です。


日持ち冷蔵庫で数日

ご飯にまぜても美味しいです。

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今日の茅ヶ崎のまちすぽでの講座

赤ちゃんの「舌」は親がつくる
  健康な味覚を育むスープ①  和の出汁

4組の親子さんがご参加くださり、赤ちゃんがスプーンを加えるほど、美味しい表情をしてくれました。

味見をした後、味覚が満たされた赤ちゃんたちはすやすや眠ってしまいました。


誰でも美味しいものを食べた時は心が満たされ本当に幸せな気分になりますよね。

赤ちゃんもそうなのです。

お母さんが母乳のために食べ物を気をつけると必ずおいしい母乳が出ます。
反対にケーキや、焼肉などこってりとしたものを食べると、すぐに母乳がまずくなると言われています。
赤ちゃんがむずかるようでしたら、お母さんの食生活を見直してみてくださいね〜〜

鰹、昆布のおいしいダシは母乳の成分によく似ていると言われています。多分母乳の次に味わうべきおいしさなのかもしれません。

化学調味料は味がとても濃くできています。
今日皆さんにご覧いただきましたが、
顆粒だしの原材料のトップに書かれているのは、
果糖、乳糖です。
なぜ糖分が原材料のトップに来るのでしょうか。

本物の旨味と糖分の甘さを勘違いするからです。

あまり小さいうちから化学のだしを使っていると味覚の五種類のうちの旨味という感覚が育たなくなります。

そいういお子さんが野菜の優しい美味しさを感じなくなり、野菜嫌いになっていくのではないかと
前回の幼稚園のお母様方の悩みと赤ちゃんの出汁に対する反応を見てこんなことを考えました。

3歳ぐらいまで血液脳関門という機能が発達していなくて、
脳に入ってはいけない化学物質を選り分けることができないのだそうです。

生まれて離乳食が始まるこの時期、一生を左右するとても大切なことが包含されているように感じてたまりません。

こつこつと赤ちゃんのための味覚教室を展開していこうと思っています。

首都圏内でしたら、どちらでも出張講座させていただきます。
数組の親子さんが集まれるようでしたらご連絡くださいね。