今夜は1人でご飯です。常備菜を並べたらもうそれで良いと言う感じです。




常備菜は
大豆と昆布の煮物
カリフラワーとレンコンの揚げ南蛮
朝の残り物の蕪とカリフラワーのマヨネーズ炒め

昨日のおからのフリッターと、冷凍庫で保存してあったしいたけの肉詰めを甘辛じょうゆで煮て青菜の胡麻油炒めを添えました。



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一昨日のみのり幼稚園さんでのお話をかいつまでブログに載せさせていただきます。

宜しかったらお付き合いください。

〜子どもの心と身体を育むために〜
 「食のギヤチェンジ」 その1

今私は離乳期の赤ちゃんの味覚を育てるということに関心が向いています。なぜ赤ちゃんなのかと言うと今までもいろいろな幼稚園で食のお話をさせていただき、お母さん方のお悩みはと聞くとほとんどがお子さんの偏食でした。

いろいろ料理を工夫したり、おだてたりしてはとアドバイスさせていただきますが、
自我を確立させ始めた3、4歳児さんは見た目がもうダメとかと言う頑固さが加わり、好き嫌いを直すのはとても大変だということがわかったので、

もっと小さいうちに基本的なところをしなくてはと思ったからです。

私が料理に目覚めたのは40代に東城百合子先生のところで学んだことがきっかけです。

もともとこの道を歩むようにとレールは敷かれていたかのように実家は賄い付きの下宿屋で、小学生から夕方は母の手伝いをして台所一緒にしていました。また周りの人がOL時代を楽しんでいるとき、私は海外にいる叔母が子供たちを日本の学校にやりたいと言うことで一件を構えて日本とメキシコを往復していたのですが、その叔母の留守中に子供たちと一緒に暮らして彼らのおさんどんをしていました。

30歳で結婚してそれからずっと台所をやり、料理教室も20数年してきたので毎日2度はきちんとした料理を作っていました。
料理歴がもう50年以上と言うことになります。
なので私の料理教室は主婦の知恵いっぱいです。
先日も慣れない電磁調理器で焦がしてしまい、その対処方法は皆さんはとても勉強になったと言ってくださいました。どうしたでしょうか?
焦げた鍋はすぐに濡れたふきんの上におろします。
そして冷めたら新しい鍋に焦げた鍋を強くひっくり返しますと、あまり焦げていなかった部分が下の鍋に落ちるのです。こうするとその部分は焦げた形跡もなくお料理に展開していくことができます。そして焦げた鍋は洗剤を入れて煮ると自然に焦げがはがせる。こんなコツも織り交ぜながらやっています。

この幼稚園のキャッチフレーズは「遊んだ子供が1等賞」
みのりさんのお母様たちとは長いお付き合いではじめの頃のお子さんはもう20歳位になると思います

こういう料理をやっていますとご縁のある幼稚園は自然育児で野山で充分に遊んだという経験を子供時代にさせるという園が多いです。

子供の頃充分遊んだお子さんは小学校の高学年位から力を発揮して、自分のしたい目的のためなら、どの方法をどう実行していったらいいのかがきちんとわかっているお子さんに育つと感じいます。

先ほど園長室で園長先生とお話しさせていただいた時、やはりここ卒園生は、自分の進路を自分自身でしっかり決めるお子さんも多いように思うとおしゃっています。
18歳で和菓子職人さんを目指したり、農業高校に進んで農業を志すなど、頼もしい子が出ているのはとても嬉しいことですと園長先生がおっしゃっていました。

幼稚園生時代に外遊びを十分にすることの大切さをこの幼稚園では教えてくださっています。
私は子供の頃からきちんとした食生活をする大切さをお伝えしたいと思っています。

では食生活の乱れはお子さんたちにどう影響するでしょうか。
そうです体が不健康になります。

私は数年前にある福祉施設のパン工場の立ち上げをお手伝いしました。天然酵母で作っていたので工夫を重ねてやっとできるようになったのです。そこに通って来られる障害の方は生まれた時からの障害ではなくて、40代50代に脳梗塞になられて手足が不自由になった方々です。

私はその方たちにどうしてご病気になられたのか分かりますかと伺いました
答えは「やー毎晩飲んでいたからなぁ〜酒が原因だろうなぁ」
一体どのくらい飲んでいたのですか。
「1日ボトル1本空けたかもしれない」

お酒をこれだけ飲んだら当然そこに脂っこいおつまみがついてきます。血管がボロボロ、血液はドロドロ!脳梗塞は当たり前のことかもしれません。
40代50代と言ったら働き盛りの1番良い時にこんな病気を抱えなければならなくなります。

私が子育て中のお母さんたちにもっと食についてお話を聞いてほしいと思い、企画書を作り幼稚園にPRに回りだしたのは

高校生の5割近くが生活習慣病予備軍だと言う話を聞いたからです。

どんなに素敵な夢を持っても体がついていかなければ人生は台無しです。そうならないために今、食のギアチェンジをしていただきたいと思っているのです。

少し話がそれますが
私が子育て時代に1つ注意してきたことがあります。それは攻め言葉の「どうして」を言わないようにしてきました。
きちんと答えの欲しい「どうして」は使う必要がある時もあるでしょう。けれど攻め言葉の「どうして」は相手を追い詰めるために使われる、答えを求めていないのです。

その後他にも「D」のつく言葉で子育てに使ってはいけない言葉を見つけました。
「どうせあなたにはできっこないわね」
「どうでもいいわ」

どうですか?
先程の和菓子職人さんになろうとしたり農業に携わろうとしたお子さんは「どうせあなたにはできないわ」と言う言葉は言われなかったお子さんなんでしょうね。

せめて親位お子さんがしたいと思ったことを
「あなたならできるわ」「あなたなら大丈夫」と応援してあげてほしいと思います。
どんなに辛くても親ができると言ってくれているんだからと乗り越える力が湧いてくるのではないでしょうか。

そしておうちの中で使って欲しいのは「S 」のつく言葉
そうね!
それいいね‼️
そうしましょう✨

こういう家庭で育てて欲しいと思います。

〜〜また明日アップさせていただきます〜〜