中学入試での偏差値について考えてみた | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

先日の記事のコメントに、

地区の異なる学校を偏差値で比較することには意味がないのではないか

というコメントが付きました。これは全くその通りだと思います。

東海中学なんてその典型例ですよね。ZのR4が59ですが、大学受験実績が全国レベルに高い。それは、入試偏差値が実際の学校のレベルと合致していないということです。地区の代表校にはありがちなことです。
"東海高校は大学受験に向けた素晴らしいメソッドを持っていて、実績を上げている"と勘違いしている人も稀にはいますが、東海高校の関係者であれば全くの嘘だということは、身に染みてご存知だと思います。

各塾の偏差値は、模試の結果と入試の結果を照らし合わせて決定されますので、入試に対するデータとしてのみ有効性があります。


結局のところ偏差値なんて入試のことしか示していないわけですよね。その学校の内容を表しているものではないですし。
東海地区では、偏差値の順位に逆行して、志望校が選択されることは極めて稀だと思います。もったいないことだと感じます。もっとソフトの面に注視すれば、有効な方向性が生じてくることも多いのに。その点では、選択肢の多い関東地区が羨ましいです。

私は東海中学高校と卒業しましたが、私が親で子供を中学受験させるならどこに入れたいか?
東海中学はあり得ない。私は東海中学高校時代は全然勉強もしていないし、学校は遊ぶ場所、放課後は麻雀かゲーセンでしたから。
滝中学はもっとあり得ない。夏休みが3週間とか考えられない。

私が選ぶなら愛知中学かな。あそこは特奨があるじゃない。それが取れれば3年間優遇が続くなんて、旨過ぎ。更に共学だから女の子もいて楽しいじゃない。愛知中学の女の子は結構優秀で、私は何人か医学部に合格させた。そしてみんな結構かわいい娘だったな。
そんな環境って、勝ち組じゃない?

いくた