統計学上意味のないことに関する怨嗟蔑視に対する考察 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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こないだどこのブログ記事で読んだのかを忘れてしまったのだが。

"有名私立中学に通っている生徒が、公立中学に通ううちの子と塾での数学のクラスが同じ。学力的にパッとしないから、受験して私立中学にいっても大したことないなと感じた"

という話に関して。

そりゃ〜さ、有名私立中学に通う人が、全員数学が出来るとは限らないでしょ。仮に灘中だって探せば数学が人並しか出来ない生徒もいるだろうよ。母数が少なければそんなのは意味のないことだろうよ。

どこの家庭でも教育方針があって、自分のところが正しいと思っている。それはそう思って構わない。正しいと信じられない道よりもそう思える道であってほしいとも思う。
しかし、他の家庭もそれは同様なのだから。他と比較することには意味はないだろう。公立指向でも私立指向でも、それぞれに良いところはあるのだから、お互いにそれでよいのだろう。

一番いかんヤツは、断定的なアドバイスをしちゃうやつ。◯◯塾がいいとか、◯◯中学がいいとか、そういうことは言わない方がいい。
あとで怨まれるからね。あの人が言ったからそうしたのに、うまくいかなかったと。
アドバイスするならば、良し悪し中立で話すのがいい。

いくた