スポーツもゲームも受験勉強も、タイムとスコアを争うものである。だから、必ず戦略性が存在する。

努力しないといけないが、その努力の方法や計画まで含めた戦略を持たねばならない。

上の記事で紹介した問題は、典型例題ではあるが、実に味のある問題だ。ゆっくりと消化してものにしていきたい。

だから、6年生前期の忙しい流れの中で、様々な新規事項と並行して学習するのはもったいないと思う。

コメントをいただいたサンさんのところのように、既にこの問題のイメージが頭にあって、咀嚼ができているならそれでよいが、そうでないならばとりあえず保留にしたい。

ただそれでも、明日のテストでは出題される可能性もある。だから上の記事の問題は、裏技を使って答えだけ求まるようにしておいてもよい。

上のような問題は、

つまり、上の問題は、

と求められる。調和平均の裏技を使う問題までイメージしておけば、明日のテストはしのげる可能性が高い。

今週は時計算と旅人算について、簡便に答えだけをツマミ食いする方法をいくつか書いた。誤解のないようにしておきたいのは、私がそういったやり方を推奨しているわけではないこと。

全ての勉強を、今の段階で一気に進めることが可能であるときと、そうでないときがあるので、戦略を働かせているということ。

勉強の戦略には、棚上げという手法もあるのだ。

いくた