東海地区2008年政変の現在 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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2008年は、オバマ大統領が当選した年、リーマンブラザーズが破綻してリーマンショックが始まった年。

 

その年に、日能研東海が始まった。最初は苦戦していたね。東海地区の中学受験を甘く見ていたのだろう。

しかし、今はもうこの地区のリーディングであることは間違いない。

 

そしてもう一つ、南山小学校が始まった年。

東海地区には私立小学校は極めて少ない。南山小学校の開校は大きな話題だった。

しかし、南山小学校の上は、南山中学校。その女子部は東海地区では最難関の女子校。小学校から上がっていった生徒と、中学校から入った生徒はうまく融合するのか、疑問な点は多かった。


先日南女の生徒と話をする機会があった。その中に南小出身の生徒もいた。彼女の話では、南小出身者は最上位層と最下位層に分かれているらしい。なるほど。


私立小学校に通っていたということは、やはり公立小学校よりはアドバンテージがあるだろう。特に英語なんかは凄く優位に立てるはずだ。

優秀な生徒がアドバンテージを得れば、南女でも最上位層を形成する。ただ、うまくはいかなかったものも一定数いるのは仕方ないか。


結果としてみると、異なる背景の生徒を受け入れる側にとっては大変なことだったかもしれないが、上位層の生徒を早いうちから取り込んで育成できていることは成功だと言えるのではないか。


いくた