感性セラピストの

宇井のどかです。

 

小さい頃から敏感で、

人の輪にも学校教育にも、

全く馴染めなかった私。

 

衣・食・住・気のことを、

師や天地自然に学びながら、

セルフケアできるようになり、

自分の性別や特性に、

くつろげるようになりました。

 

色々学んだ中でも、

自然に自分らしさが現れる、

大切な二つの2つの鍵。

 

それは、

「感性を磨くこと」

「セルフケア」

でした。

30年以上の歳月をかけ、

何十人の日本や世界の師から

学んだ知恵を統合し、

誰にでもすぐにできる方法で、

自分らしさを開花する、

お手伝いさせていただいています。

 

*より詳しい自己紹介→

 

 

6年間不登校で、

フリースペースで過ごしていた娘は、

この春から中学生になりました。

 

彼女が選んだ中学は、

創立36年の、

自由な校風で知られる、

埼玉県にある中高一貫校。

 

不登校からの進学も多く、

娘が6年間過ごしてきた、

フリースペースとも、

繋がりがあります。

 

 

春からの二ヶ月間、

学校から配信される動画と、

朝のオンラインホームルームで、

知り合ったり学んだりしつつ、

心待ちにして来た入学式。

 

通常の式とは違うカタチだけれど、

想いのこもった、いい入学式でした。

 

 

今日は、数日経ってなお心に残っている、

入学式での在校生からの歓迎挨拶を、

紹介したいと思います。

 

中3の女子生徒の「あたらしい扉」の話。

 

 

 

彼女の言う、「あたらしい扉」とは、

「面白そう!と思った何かに、

 出会った時の感覚のこと」

 

そこで色々な気持ちの葛藤があっても、

一歩踏み出して行こうよ。

この学校ならできるよ。

というのを彼女なりの言葉で、

心から伝えてくれる姿に、

私はとても胸を打たれました。

 

 

新入生への歓迎挨拶だったけれど、

大人にも通づる深い話なので、

・親として感じたこと

・大人にも通じること

を複数回に分けて書こうと思います。

 

 

最初に学校の特徴をお話しすると、

この学校は子どもたちのやりたい!

がベースに運営されています。

 

入学式も体育祭も文化祭も音楽祭も、

学校行事のほとんどが子ども主体。

子どもたちがやりたいことを、

実現していくのを、

先生方も見守りサポートします。

 

 

さて話を入学式に戻しますが、

在校生の「あたらしい扉」の話。

 

中学3年生の彼女は言います。

 

「皆さんは色々なきっかけで、

この学校に来たと思います。

 

きっかけが何であれ、

皆さんは今日からこの学校の生徒になったわけです。

 

何をするでも、何をしたいでもなんでもいい。

でも、自分が楽しいと思ったことはなんでも、

絶対ためらわずにやってください。

 

私は楽しそうだなーて思ったりする時に、

目の前に扉があると思っています。

で、その扉をあけて潜るのは、

簡単ではないとも思っています。

 

友達から引かれるかなーと勇気が出なかったり、

世の中がその楽しいことをよく思ってなかったり、

色々な理由で、その楽しみへの扉をくぐれない、

経験をしたことがある人も、いると思います。

 

でもこの学校は、楽しいことへの扉を、

いつでも開けておいてくれるところです。

 

どうか、自分でその扉を閉ざさないでください。

色々なことがあると思うけれど、

どうか、思い切って潜ってみてください。

きっと新しい世界が見えてくるはずです。」

(ニュアンスは変えない程度に編集あり)

 

 

彼女が2年間の中学生活で得た

自分の想いを、新入生に対して、

自分自身の言葉で語る

 

その姿に、私はとても感動して、

なんだか涙が出てしまいました。

 

 

この学校では、

子どもの主体性を大切にしていると、

在学生の父兄からや、

学校説明会でもきいていたけど、

通っている子の言葉を通じて、

体感できるなんて・・!

 

 

実は、これまで、

子どもたちが育って来た、

保育園、フリースペースともに、

子どもが主体的に育っていく上で、

大切にされていることがあります。

 

そこで働くスタッフも

子どもが通う親たちも、

(親は状況によるけど)

そのための指導を受けます。

 

それは、

 先回りしないこと

 過保護過干渉をしないこと

 

 だけど、

 

 子どもの様子は

 心の目で感じ

 時に抱きしめたり、

 時に背中を押したり、

 必要な時には親もヘルプを出す

 

これって、

子どもの主体性

「面白そう → やってみる」

が育っていく上でも、

失敗や困難を乗り越え、

生きる力を育むためにも、

大切だと指導されて来たこと。

 

まさに子どもが、

「あたらしい扉」を自由に開き、

その子の本質が育っていくために、

周りの大人ができること。

 

 

念のために断っておくと、

私が親として、上に書いたことを、

できているわけではありません。

 

親としてついつい心配したり、

期待したり、先回りたり、

守りすぎたり、見落としたり・・・

そんなことの繰り返し。

 

無自覚にやっているのに気づき、

なんでそんなに心配なのかって、

自分の中を見つめる日々です。

 

だからこそ、

「大丈夫だよ」

って一緒に見守ってくれ、

ここぞという時には後押しする、

そんな大人のいる環境が、

とてもありがたいと感じます。

 

 

with コロナ時代。

ウィルスの変異の仕方によっては、

また休校もあるかもしれません。

 

この学校に通っていくうちには、

見えていなかった側面に、

折り合いつけることも出てくる、

かもしれません。

 

ただ、今は、

学校生活を楽しむ娘の姿に、

まずはこの学校とのご縁を、

心からありがたく感じています。

 

image

 

 

明日は、彼女の「新しい扉」の話から、

親としてではなく、

自分の気づきを。

 

新しい扉を開ける人であるために、

やっぱりこれって大切!と思った、

毎日の習慣のことを書こうと思います。 

 

 

ただ今、オンラインにて、

「感性豊かに毎日を楽しむ」

無料miniワークショップを開催中。

 

 

開催は不定期ですが、ご興味ある方は、

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お友達登録お待ちしております。

 

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