娘の中学進学を機に、
再びお弁当作りが始まりました。
娘のお弁当箱は、
幼稚園の年中さんからの、
１０年選手。
曲げわっぱの２段式弁当箱です。
曲げわっぱの素材は、
大体が杉かヒノキの自然木。
天然木なので、
濡らしっぱなしは禁物。
食洗機にもかけられない。
洗ってすぐ乾かす。
と、
お手入れも自然仕様。
それなりのお値段もするので、
手に入れる前は、ちょっと、
ハードルの高さを感じていた、
ものの一つ。
今は「簡単手軽」「使い捨て」
もいっぱいある世界。
仕事に子育てに家事にと、
猫の手も借りたい時は、
とってもありがたいし、
本当に必要な時は、
お世話になります。
でも、その時にはいいけれど、
結局はゴミになってしまうもの、
いのちに負荷がかかることもある。
長い目で見ると、
私たちの子孫や、生命全体には、
どれほどの負担をかけるか。
それはすごく悲しい・・
私の思いとして、
人間は食物連鎖の輪にはいないけど、
自然からの分け前をもらって、
生きているので、
極力はその輪を壊さない様に。
できるだけ
日々の暮らしの中で、
生命の負荷の少ない、
生き方をしたいなと思っています。
♢
そんなわけで、
やっぱり長く使えるものを、
大切に使い続けて行きたいし、
子どもたちにもそんな暮らしを、
伝えていきたい。
そう思って曲げわっぱの、
お弁当箱を購入したのが、
今から１０年ほど前でした。
すると・・・
使ってみてよかったを超えて、
感動〜〜！
さすが江戸時代から続く暮らしの道具。
冷めたご飯がとっても美味しい！
大雑把に詰めても見栄えがいい
使い続けるほどに味わいが出る
丁寧に使えばとても長持ち
このお弁当箱が与えてくれる、
歓びの大きさたるや、、
もうね、手軽じゃなくていいです。
この美味しさや歓びがあるなら、
手間暇かけたい、
そう心から思えます。
我が家の子どもたち二人も、
このお弁当箱で食べる、
お弁当を気に入っているので、
大切に使い続けていこうと思います。
（息子が小さい時描いたお弁当の絵）
これからお弁当ライフの方、
子どものお弁当が始まる方、
ぜひ曲げわっぱのお弁当箱、
強くお勧めします。
曲げわっぱについては
で楽しく知ることができます。
♢
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