口臭対策で大切な歯磨きの方法

歯磨きは歯茎を引き締めることが大切

歯磨きというと、歯そのものを磨くことだと考えている方々も、まだいらっしゃるかもしれません。

 

でも、歯磨きは歯そのものはもちろんなのですが、歯の健康を保つ歯茎(歯肉ともいいます)を引き締めることが歯の健康を保つうえですごく大切です。

 

それを意識して磨かないと、歯茎がブヨブヨにたるんできて、歯と歯茎の隙間が開いていきます。

 

この状態ですと、例えばリンゴをかじると、血が出たりするのです。

 

私も、おリンゴを食べたりすると、血がついたりすることもありました。

 

 

健康な歯茎は、写真のように、綺麗なピンク色をしています。

口臭対策

 

ですが、不健康な歯茎は、どす黒かったり、

 

紫色だったり、赤く充血していたりしています。

 

 

 

 

歯磨きを、そのような不健康な状態のまま放置すると、その間から、歯垢が溜まっていき、

 

一般に言われる歯周ポケットといわれる隙間が益々広く深くなっていくのですね。

 

私の場合は、歯科医で検査してもらったところ、この歯茎の歯周ポケットと言われる深さが、一番深いところで4mmでした。

 

それは、奥歯の一番磨きにくい所だったのですが、普段歯磨き粉をつけて磨いていると、大してよく磨いていなくてもみがいたきになってしまっていたからだろうなって、反省しています。

 

これが、私の場合は、大変な口臭の原因になっていました。

 

歯磨きした後でも、少しするとすぐに口臭が発生してくるような状態でした。

 

 

これって、定期的に歯科医に行って、検診し、そこで歯垢も除去してもらうことがすごく大切なんです。

 

 

 

私は、定期検診のたびに、それを歯科医に教えていただくのですが、ついついこの歯磨き方法を忠実に実行しないで来てしまったことが大きな原因です。

 

そこで、私の場合は、現在では、3か月に一度の割合で、定期的に検診を受けています。

 

その際に、歯垢を除去してもらっているのです。

 

 

以前だったら、1年に1回とか、早くても半年に1回しか行きませんでした。

 

 

3か月に1回診てもらう方法だと、深いところまで歯垢が溜まる前に、3か月で溜まった歯垢を短時間で除去してもらえるし、

 

正しい歯磨きの方法や口腔内の健康状態を再度チェックしてもらえるので、口腔内の健康維持にとても助かっています。

 

 

それに、歯周ポケットの深さも計ってくれるので、普段の歯磨きの仕方が正しいのか正しくないのかも一目瞭然です。

 

だから、歯周病になるリスクがぐっと減りました。

 

 

 

歯周病が悪化したら、次に待っているのが、歯槽膿漏です。

 

歯槽膿漏という呼び方は、今ではあまりしませんが、歯周病のひどくなった状態を歯槽膿漏と考えてよいでしょう。

 

 

もうこうなったら、治療は長期化するし、口臭も激しくなって手が付けられなくなってきます。

 

私の職場に歯槽膿漏だろうなって思われる方がいましたが、その方と2〜3メートルぐらい離れていても、

 

その方の前や近くにいると、すごくイヤなニオイが漂ってきまました。

 

 

 

そうなる前に、正しい歯磨きで、歯茎の健康を維持していきたいものです。

 

 

私の通う歯科医によると、人生100年時代の現在は、3か月に1回の歯科検診が必要と言っておられます。

 

私は、生涯、入れ歯を使わない生活を送りたいと思っていますので、定期的に検診を受けて、今から歯を大切にしていきたいと思っています。

 

 

それでは、どのような磨き方をすればよいのか、私が歯科医に受けて指導していただいた方法をご紹介しますね。

 

とっても、簡単ですよ。

歯茎を引き締めるために大切なこと

口臭対策

それでは、私が歯科医から指導していただいた歯磨き方法をご紹介しますね。

 

歯磨きでは、歯そのものを磨くのは当然なのですが、私の場合は、次の順番に行っています。

 

歯磨き方法の順番は?

  1. 歯茎をマッサージするように根元から歯の方向へ向けて歯ブラシを動かしていく。
  2. 口臭対策

  3. 歯茎と歯の境目をおよそ150〜200グラム程度の力で、細かく横へ動かす
  4. 口臭対策

    口臭対策

     

     

  5. 歯そのものを磨く。
  6. 口臭対策

  7. 歯間ブラシで歯間を磨く(歯間ブラシが通らない場合は行わない)
  8. 口臭対策
    (以上1〜4までの図の出典:公益財団法人ライオン歯科衛生研究所公式サイトより)

  9. 歯間用糸ようじ(デンタルフロス)で歯と歯の間を磨く(一度通して、両側の歯を数回こする
  10. (動画出典:Sunstar SDPより)

 

 

以上、簡単な箇条書きにしました。

 

流れは、わかると思います。

 

この場合の歯ブラシの硬さは、「やわらかめ」が良いです。

 

「かため」のものは絶対に使用しない方が賢明です。

 

歯茎を傷めてしまうからです。

 

また、歯ブラシには、現在先端にさらに細い毛が出ていて、歯周ポケットまで入るようになっているものもありますが、

 

「やわらかめ」の歯ブラシでしたら、問題なく使用でき、それも有効だと思います。

 

 

 

尚、使用する歯磨き粉ですが、なしでも大丈夫ですが、私の場合は磨いた後のすっきり感が良いので、ライオンのシステマを使用しています。

 

殺菌効果を重視するのでしたら、100円ショップでも手に入るような安価なものよりも、しっかりしたものを使用した方が結局はお得です。

 

なぜなら、1本で長い間もち、メーカー品なので安心して使用できるからです。

 

 

 


歯間ブラシと糸ようじの選び方と使い方は?

口臭対策

ます、歯間ブラシと糸ようじは、どのようなものを使えばよいのでしょうか?

 

歯間ブラシと糸ようじの選び方は?

 

それでは、私の場合をご紹介します。

 

歯間ブラシについては、歯と歯の隙間が空いてきたら使用しますが、歯間ブラシが入らないぐらい隙間のない方は、歯間ブラシを使用する必要はありません。

 

また、使用するにしても、歯の隙間にあった太さを選ぶことが大切で、決して太すぎるものは選ばない方が良いです。

 

 

 

また、購入する場所ですが、私の場合は、街の薬局で購入することが多いのですが、その場合は、サンスター オーラツー(Ora2) .が、とても持ちやすく、糸の張りも適度で汚れが良く取れて気に入っています。

 

 

 

歯間ブラシの使い方は?

 

歯ブラシによる歯磨きが終わったら、次は、歯間ブラシと糸ようじです。

 

 

最初に歯間ブラシについて、ご紹介します。

 

適切な太さのものを選んだら、歯と歯の根元付近に歯間ブラシを通し、優しく数回程度ゆっくりと前後して磨くだけです。

 

とても簡単ですよね。

 

気を付けることは、速く動かして歯肉を傷つけないことです。

 

大切なのは、食べかすや歯垢を取り除くことと、歯肉をマッサージして引き締めることだからです。

 

 

糸ようじの使い方は?

 

私は、かかりつけの歯科医に、治療の最終回に歯の磨き方を指導していただくのですが、

 

その際に歯間ブラシや糸ようじ(デンタルフロス)についての使い方も指導していただいています。

 

そこで、糸ようじの使い方ですが、歯磨きの後に、歯間に上から糸ようじを通し、その両側の歯を数回擦るだけです。

 

詳しくは、先ほどの動画をご覧ください。

 

これも、簡単にできますよね。

 

 

これらで、食後や就寝前の歯磨き等は、終わりです。

 

私の場合は、一通りの歯磨き等が終わったら、一番最後にモンダミンでうがいをして締めくくることにしています。

 

こうすると、本当に気持ちがいいのです。

 

 

 


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