すぷりんぐぶろぐ

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脱線だらけの聴講者で

2019年04月22日 | 雑記帳
 久しぶりに「講義」を聴く時間を過ごした。興味ある内容なのだが、やはり一方通行では瞼が重くなるので、自分なりに講師にツッコミを入れてみたり、コトバに問いを持ったりしながら、シノグ工夫をしなければいけない。あまり褒められたことではないが、脱線する聴講者のメモを書く。まあ、脱走はしないので…(笑)


 まず資料にある一節「知的な自由を保障する」。一瞬、「ウン?知的な自由」と思う。しかし、ふだん使う「知的」つまり「知識が豊かな」という意味でないと気づく。この場合は「知識に関する」ことだ。広辞苑にも「知識・知性に関するさま」と載っている。具体的には「知識などを得るための自由」と言えるだろう。


 講師がパワーポイントで文書資料とともに写真も紹介する。その時に「こちらは、~~~の写真にナリマス」と口癖になっているようだ。フード店で店員が「こちら、ハンバーグ定食にナリマス」という言葉遣いがよく批判されるが、同様だな。「成る」は多義な動詞だが、どう考えればいいか。成り行き任せなのか。


 「解答」と「回答」。どう違うのか。PCワープロの意味は「問題・疑問を解いて答える」と「質問・照会に対する返事」である。いろいろな場でこの二つは使い分けられるが、コミュニケーション的なのは回答の方だと気づく。様々な問いに対する唯一の答がない時代は、まず根拠になる資料、情報探しから始まる。


 真面目に(笑)心に響いた一節「クレームの中には宝もある」…十数年、頻度は高くなかったがその処理は一つの業務だった。自分の臨む姿勢にその観点があっただろうか。正直、衝突を避けたいという意識ではなかなか見つけられない。思い起こすと、本気でぶつかった若い時が宝を見つけられていたなあと回顧する。

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