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10年後の秋に実りを想う

2020年09月25日 | 教育ノート
 昨日、10年前の9月の学校ブログを見始めたら、つい止められなくなり、月末まで見てしまった。休みの日以外はほぼ毎日更新していた。ネタに困ることはなかった。9月だったこともあり、各スポーツ少年団の大会なども休日に開催され、応援がてら様子を写真に撮り、その頑張りや結果などもお知らせしていた。


 M小には相撲部があり、町祭典に合わせた奉納相撲大会が催されると、いつも大活躍だった。これは本当に楽しみだった。練習も含めて身体ごとぶつかり合う機会を減らしつつある学童期において、貴重な活動といってよい。もちろん今年は数十回を数えたその大会も行われることはない。運動面の制限は影響大だ。


 相撲部があったことも手伝って当時幕内力士だった豪風関が来訪したのもこの月だった。2010/09/29の記事である。確か引退のときにそのことを書いた。プロの持つ雰囲気に直接触れることができた幸せな一コマだった。この九月場所も戦国時代の様相で盛り上がっているが、やはり郷土力士がいないとさみしく思う。


 運動ばかりに力を入れていたわけではない。9月には地区教科研究会の公開授業が一つ、校内研も一つ実施されていた。授業者である当時三十代は今はそれぞれの学校で中心的役割を果たしているだろう。2010/09/30つまり年度前半締めの一日には、授業研究セミナーと称して外部講師を招いた研究会を実施していた。


 仕事の核ととらえていた「研修」を具体化したセミナーを、どの学校でも続けてきた。その月は隣県から交流のある実践家の照井先生をお招きし、説明文の授業をしていただいた。協議のキーワードをプロジェクターで映して共有する形も試みた。結構タタカッテいたなあ。何か実ったかのかなあと思う10年後の秋。




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