2020年2月29日土曜日

★ジャズ譜面作成★Musescoreでmidiインポート→ジャズピアノ用大譜表作成まで

MuseScoreという優れた楽譜作成ソフトがある。なんと、フリーソフトだ。
昔、Finale Allegroを何万も出して買ったことがあるが、なかなか使いづらく、使いこなすに至らなかった。
人に譜面を作成して渡すようなこともあまりなかったので、結局Band-in-a-Box(Biab)の楽譜印刷機能を使っていた。

そのMuseScoreの機能がなかなかだ、と最近知り、パソコンを新調したこともあって、インストールしてみた。

とっつきにくいのはFinaleの時と同じだ。

midiファイルをインポートし、ピアノをソロで弾くときのために大譜表も作りたい。
作り方がわからず四苦八苦した。

まずmidiのインポートだ。
「ファイル」→「開く」でmidiファイルを選択するだけで良い。これは簡単だ。
自動的に読み込まれ、マルチチャンネルmidiファイルならチャンネルごとに異なる譜表に割り当てられる。
このままでは、まずスイングの情報が反映されず三連符記号が延々と表示されたままだ。

解決は簡単だった。
midiファイル読み込み時に自動的に表示される下方のmidiパレットの一番右にある、「スイングの検知」で「スイング2:1」を選べば一発だ。感動した。


次に、大譜表作りだ。新規作成モードでは簡単に大譜表を選べるのに、私のようにmidiファイルをインポートした場合は、一時的に作った小譜表から大譜表に変換することになる。日本語のヘルプではわからなかったので英語で"MuseScore Convert to Grand Staff "などでググったところ、回答が見つかった。

質問:
回答:
・「編集」プルダウンメニューから「楽器」を選択し、ピアノを選んで「追加」ボタンを押して新規の行を作成。
・既存の行にある音符列をコピペ。
・もとの行を削除。
ということで、一発での変換はできないようだ。

この方法で作成した大譜表は、縦線が上と下でつながっていなかった。
不自然なので解決策をを探したところ下記のヘルプがあった。これで大丈夫だ。


左手と右手をバッチリ分けて記譜できるツールを長年求めていたが、これで満足だ。

これが今日の成果だ。

Biabとの違いはコードネームのサポートが乏しいことと、演奏面だ。ドラム・ベースがリアルな音で鳴れば言うことは無いが、優れたmidi音源を用いても、Biabのリアルトラック並みの音を安価に得るのは難しいだろう。それは我慢しよう。

それにしてもこの手の音楽向けソフトの使いこなしは、なかなか時間がかかる。
サラリーマンの片手間ではきつい。必要なときに少しずつ覚えていこうと思う。
3連符以外の自由な数の連符や、グリッサンド記号など、Band-in-a-boxではできない記譜の自由度がかなりあるはずなので、試していきたい。

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