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2019.06.09
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カテゴリ:ヘルシーライフ
日経新聞の電子版に、”日経Gooday”の興味深い記事が紹介されていたのでその内容をまとめてみました。

​2016年に発表された鹿児島大学の研究​​が根拠となっています。鹿児島と言えば芋焼酎が名産なのでこのような研究がなされたのもうなずけます。

【楽天市場より)

1.ビール、日本酒、芋焼酎、水で食後血糖値やインスリンの上昇を比較した


被験者は30代~50代の男女6名(研究室のメンバー?)で、食事中にお酒などを飲み、食前、食後1,2,12時間目の血糖値などを測定したとのことです。
研究室の予算で飲んだり食べたり、なんともうらやましいいことですな(勝手な想像です)。

(1)食後血糖値の上昇はビールが最も高く、芋焼酎が最も低かった

​ビール、水、日本酒、芋焼酎の順番でした。水が普通の反応と考えれば、日本酒と、芋焼酎は上昇を抑え気味ということでしょうか?

(2)食後インスリンの上昇はビールが最も高く、芋焼酎が最も低かった。

​こちらは、ビール、日本酒、水、芋焼酎の順番でしたので、日本酒については何とも言えませんが、芋焼酎はたしかに食後血糖値の上昇、上がった血糖を処理するためのインスリン分泌の上昇のいずれも低かったということです。
なお、被験者の数(サンプル数)が6名と少ないにもかかわらず、一応統計学的に有意差が出ているとのことです。

2.この結果の解釈

ビールやお酒には炭水化物が含まれれていますが、焼酎蒸留されたものなので当然炭水化物は含まれていません。このことが今回の結果の解釈にあてはまりそうですが、同じく炭水化物を含んでいない水よりも芋焼酎の方が食後血糖値の上昇が低いと言うことを考えると、芋焼酎の成分の中にインスリン抵抗性を改善する物質が含まれている可能性も否定できません。できれば麦焼酎なども一緒に比較検討してほしかったですね。

この結果から考えれば、食事をする際の飲み物としては水よりも芋焼酎の方が血糖値等の変動の面からはヘルシーであり、またリラックスしながら食事ができるというアルコールの良い面もありますが、二日酔いや習慣性などのマイナス面も考慮して、適量を愉しむ程度にしておいた方がよさそうです。

なお、この研究報告では、代謝面への影響だけでなく睡眠への影響も含めた、いろいろな精神神経症状なども比較検討しているので、興味のある方は上記のリンク先にアクセスしてください。





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最終更新日  2019.06.09 07:33:02
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