都営交通のおトクな1日券まとめ【都営地下鉄&都営バス】

都営交通全線

まず、都営交通すべての乗り物が利用できる乗車券を紹介します。

現在販売されている乗車券は、「都営まるごときっぷ」と「東京フリーきっぷ」の2種類。
どちらも自動券売機で購入することができます。

都営まるごときっぷ

都営交通すべての路線が1日乗り降り自由になる乗車券です。

  • 都営地下鉄全路線
  • 都営バス全路線
  • 都電荒川線
  • 日暮里舎人ライナー

都営地下鉄4路線に加えて、都営バスや都内に唯一残る路面電車の都電荒川線などに乗車できます。

乗車券を提示すると、沿線の提携施設で割引特典が受けられる「ちかとくサービス」の対象です。

金額はおとな700円、こども300円。
当日券と前売券の2種類があります。

当日券の販売場所は都営地下鉄および日暮里舎人ライナーの自動券売機
自販機のない都営バスと都電で購入する際は、車内で停車中もしくは下車時に乗務員から購入します。

前売券の発売場所は地下鉄の駅窓口や都バス営業所などの有人窓口。
購入日から6ヶ月以内の1日に使用でき、使い方は当日券と同じです。

都営まるごときっぷ当日券 地下鉄&路線バスで東京巡り!都営まるごときっぷ【金額・購入場所・使い方】

東京フリーきっぷ

JR山手線

東京都区内を走る3社と鉄道と路線バスが1日乗り降り自由になる乗車券です。

  • 都営交通全線
  • 東京メトロ全路線
  • JR東日本都区内エリア

都営交通のほかJR線と東京メトロの3社各線が利用可能。
東京都心エリアの1日乗車券のなかでもっとも多くの路線を利用できるきっぷです。都営まるごときっぷの内容に加えて、東京メトロとJR線にも乗車できるため、鉄道会社を気にすることなく移動が可能。

ただし、相応の金額設定のため実際にお得になるかどうか試算してからの購入をおススメします。

また、割引特典が受けられる「ちかとくサービス」の対象です。

金額はおとな1,600円、こども900円。
当日券と前売り券の2種類があります。

当日券は地下鉄および日暮里舎人ライナーの自動券売機、または都区内エリアのJR線指定席券売機、みどりの窓口で購入できます。前売り券は駅窓口のみの販売です。

【金額】
おとな1,600円、こども800円
【有効区間】
1.都営交通全線(都バスは23区内のみ)
2.東京メトロ全線
3.JR線(都区内エリア)
【販売場所】
1.都営地下鉄等の各駅自動券売機
2.東京メトロ各駅自動券売機
3.JR線都区内の指定席券売機、みどりの窓口
※前売券は窓口のみの販売

 

都営地下鉄全線

次に、都営地下鉄が乗り放題になる乗車券を紹介します。
都営地下鉄には浅草線、三田線、新宿線、大江戸線という4つの路線があります。

都営地下鉄の1日乗車券はワンデーパスとよばれていて、期間限定での発売です。通年で販売されているわけではありませんのでご注意ください。通年販売のものは東京メトロとの共通1日乗車券があります。

都営地下鉄ワンデーパス

都営地下鉄の全線が乗り降り自由になる1日乗車券です。

都営まるごときっぷと違って、都営バスや都電,日暮里舎人ライナーには乗車できません。ですが、地下鉄だけ乗車する場合はかなりお得な金額で、1日3回以上乗り降りすれば元を取ることができます。

また、乗車券を提示すると割引特典が受けられる「ちかとくサービス」の対象です。

春夏秋冬の指定された4つの期間に限定して発売されています。
実際に発売される際は,「春のワンデーパス」というように季節の名前が付きます。
購入できるのは期間中の土日祝日およびお盆や年末年始の指定日のみ

金額はおとな500円、こども250円。
乗車券は一般的な磁気乗車券とICカード乗車券の2種類があります。

お手持ちの無記名および記名PASMOにワンデーパスの機能を付加して利用することも可能。定期券PASMOやSuicaなどその他事業者が発行しているICカードは利用できません。

都営地下鉄各駅の各駅自動券売機で購入できます。

都営三田線車両 休日限定!都営地下鉄ワンデーパスの使い方【発売期間・買い方・範囲】

都営地下鉄・東京メトロ共通1日乗車券

東京の地下鉄路線すべてが1日乗り降り自由になる乗車券。
都営地下鉄4路線に加えて、東京メトロ9路線に乗ることができます。

地下鉄路線網は都心の主要観光地をほぼカバーしているため、これさえあれば自由自在に移動可能。

東京の地下鉄は東京メトロと都営地下鉄の2社があり、互いに運賃体系が異なるために複雑です。利用する会社をどちらか一方に限定してしまうと、遠回りをすることも多く不便。1日でたくさんのエリアを効率よく巡りたい方には共通乗車券がオススメです。

乗車券を提示すると割引特典が受けられる「ちかとくサービス」の対象です。

金額はおとな900円、こども450円。
乗車券は当日券と前売券の2種類あります。

当日券は東京メトロと都営地下鉄各駅の自動券売機で購入可能。前売券は東京メトロの定期券売り場や都営地下鉄駅事務室で購入できます。

前売券はプラスチック製の磁気券で、表面に地下鉄車両や利用可能路線の描かれたカラフルな仕様。販売場所は限られていますが、記念に取っておくなら前売券がおススメです。有効期間は購入から6ヶ月間。利用日当日に乗車券を改札に通すと裏面に利用日が印字されます。

【金額】
おとな900円、こども450円
【有効区間】
東京メトロ全線,都営地下鉄全線
【当日券販売場所】
東京メトロ,都営地下鉄各駅自動券売機
【前売券販売場所】
東京メトロ定期券窓口,都営地下鉄駅事務室)

その他路線

最後に都営バスと都電荒川線の乗車券を紹介します。

都バス1日乗車券

23区内の都営バス全路線が乗り放題になる乗車券です。

都バスは下町エリアを中心に路線が充実しており、路線によっては運転本数も多く利用しやすい路線バスです。運賃は均一210円のため、3回以上の乗車することでお得になります。

金額はおとな500円こども250円。

当日券と前売券の2種類があり、当日券はバスの車内にて販売しています。当日券に限り磁気券のほかPASMOやSuicaを1日乗車券にできる都バスIC1日乗車券も販売しています。

前売券は都バスの営業所や支所、定期券発売所での販売。
IC券の前売券販売は行っていませんのでご注意ください。

また、乗車券を提示すると割引特典が受けられる「ちかとくサービス」の対象です。しかし、IC券の場合はサービス対象外になりますので、観光地を巡る場合は磁気乗車券の購入をおススメします。

【金額】
おとな500円、こども250円
【有効区間】
都営バス23区内の路線
【発売場所】
バス車内,都バス営業所,支所,定期券売り場
※IC1日乗車券は車内のみの販売

都電1日乗車券

都電荒川線(東京さくらトラム)が1日乗り降り自由になる乗車券。

荒川線は荒川区三ノ輪から新宿区早稲田までを結ぶ東京最後の路面電車。沿線には個性あふれる商店街や神社や寺院が点在しており、散策にはぴったりの路線です。

金額はおとな400円、こども200円。
普通運賃は均一170円(ICは168円)なので1日3回以上乗車すればお得になります。

当日券と前売券の2種類があり、当日券は車内で購入するのが便利です。車内購入の当日券に限り磁気券のほかPASMOやSuicaを1日乗車券にできる都電IC1日乗車券も販売しています。

荒川電車営業所、都電定期券販売所、三ノ輪おもいで館では当日券のほか前売券も販売しています。

また、乗車券を提示すると割引特典が受けられる「ちかとくサービス」の対象です。IC券の場合はサービス対象外になりますので、ご注意ください。

【金額】
おとな400円、こども200円
【有効区間】
都電荒川線(東京さくらトラム)
【販売場所】
1.都電の車内
2.荒川電車営業所
3.都電定期券販売所
4.三ノ輪おもいで館
※IC1日乗車券は車内のみの販売

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