マネックス証券の『お客様感謝Day2020』に行ってきた

2020年2月15日

セミナー 投資

昨年の参加に引き続き4回目の参加です。ここ数年はスケジュールが上手く合い、3年連続の参加です。

今年の会場は「グランドプリンスホテル新高輪」です。2018年以前は、東京ドームシティホールでしたが、昨年・今年と開催場所が変わっています。

特別対談

マネックス証券の松本会長と株式会社経営共創基盤CEOの冨山氏による、「日本企業が”グローバル” ”ローカル”で勝つために大切なこと」をテーマにした対談でした。

平成時代の振り返り

この時代は、企業が多様性への変化をできなかった。今の日本企業は、変化し始めているが、経営の変化が足りない。

AIやIoTの影響

かつてのインターネット革命のような事業構造の変化が、全産業で起こる。この分野は、組織ではなくスーパースターが考えた仕組みの中で組織が動く。企業は、これに対応できる必要がある。

これからの企業

現場×経営が企業力。現場力はあるので、経営が変われば企業価値が上がり、株価にも反映される。経営に必要なのは、多様性とスピード。個人投資家は、エンゲージメントを介在して企業をサポートして欲しい。

スペシャルセッション

マネックス証券の松本会長とカタリスト投資顧問のイェスパー・コール氏による、「激動の世界経済と今、日本投資家が得られる投資機会」をテーマにした対談でした。

※ イェスパーさんの独壇場😄 話が前向きで面白い

海外投資家の日本株の見方

日本株に対する海外投資家の視点は2つに分かれる。マクロファンドは日本に興味がない、ミクロファンドは興味がある。ミクロファンドが興味を持っているのは割安感があるから。技術×内部留保があるから、エンゲージメントが有れば企業が変わり株価が上がる。

今年の日本株

前半はコロナウィルスの影響もありゼロ成長の可能性もあるが、後半は3%程度の成長を期待できる。黒船改革ではなく、日本人が変わらなくてはならない。


トークショー

バドミントン元日本代表の小椋久美子氏、元体操女子日本代表の田中理恵氏、元車いすバスケットボール日本代表の京谷和幸氏による、「スポーツ業界が与える日本への効果と今後の展望について」をテーマにしたトークショー。

話は面白かったけど、投資に直結する話はなかったので詳細は省略💦

パネルディスカッション

マネックス証券の松本会長、広木氏、大槻氏、岡元氏、吉田氏による、「2020年マーケット展望大予測」をテーマとしたパネルディスカッション。

日本株

全員の予想レンジは¥21,000から¥28,000。

短期の景気サイクルでは、昨年でグローバル景気の底入れからの反転しているため、年前半に日経平均¥27,000が目標。目先はコロナウィルスで下げ圧力が強いが、回復し始めると金融緩和や財政政策で上昇すると予想されるため、2020年の中頃に高値をつける。その後は長期の景気サイクルで下げるため、2020年後半に向けては下げる予想。


米国株

全員の予想レンジは$26,500から$32,500。

過去のバリエーションを考えると、割高でも割安でもない。

為替

全員の予想レンジは¥103から¥120。

ここ数年は、徐々にボラティリティが低くなり長期三角持ち合いを形成しており、そろそろブレークするように見える。ブレークするなら株高円安に振れると予想。ただし、大統領選挙後に株安円高に転換。

仮想通貨

全員の予想レンジは$5,000から$1,5000。

株価に不透明感がある中で、ヘッジ先になっている。コロナウィルスが落ち着くと資金が抜けて下がる可能性があるが、5月の半減期と中国のデジタル通貨が下支えになる。今年は$13,000あたりが目処になる。

おみやげ

  • たくさんの資料
  • ボールペン(JetStreamで書きやすい)
  • ニッコウ・アセット・マネージメントのブースに行くとクリップを貰えた
  • アセット・マネージメント・Oneのブースに行くとマスクを貰えた

その他

  • 今年の会場は、一昨年昨年よりも座席が広くて良かった。
  • ビンゴゲームがなくなりスタンプラリーに
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