「感謝」って
何か特別なことが起きたり
願いが叶ったりしたとき
「あーーありがたい、感謝！」
って思えるんだけど
本当の感謝って
特別なことが起きるとか
願いが叶ったとか
ラッキーなことがあったとか
そんなことじゃなく
「え？これって当たり前じゃない？普通でしょう？」
という毎日の小さなことで
十分感じられるものだと
ようやくこの歳で分かった。
昔、母親から
「当たり前だと思ってるけど、当たり前じゃない！」
って言われて「ありがたく思え！！！」と叱られていた（笑）
何についてかというと
料理を作ってもらえること
掃除をしてもらえること
洗濯してもらえること
まあ、母の言い方も言い方だったので
娘としたら腹が立ち
「ふんっ。分かってるわっ」と思っていた。
だけど、確かに
料理を作ってもらえること
掃除をしてもらえること
洗濯をしてもらえること
これって当たり前じゃなかった。
私が３０過ぎのときには
もう両親は他界していた
だから両親が揃っていたことも
そもそも当たり前じゃなかった
先日、好きな料理家さんの
インスタライブを観ていたとき
ふいに「ありがたいーー」という
気持ちが湧いてきて泣けた。
「こんな素敵な人に会えた
（実際に会ったことはない。向こうは私のことなんてもちろん知らない）なんてありがたすぎる」って。
だけど
感謝の気持ちは一瞬。
またすぐに気が逸れた。
でも気持ちは波だから
それでいい。
パッと感じられたなら
またパッと感じられるときがある
続かなくていい
だけど以前は
感謝は持続し続けるべきもの
だと勘違いしていた
ありがたいなーって感じる気持ち
増やしていきたいなって思うけど
そうであれば
気分もいいけど
無理に何かに感謝する必要もない
それこそ不自然で違和感
でもね
もしも
「ありがたいな、という気持ちを感じたい」
というひとがいたらオススメの方法があるよ
それは
「目の前のこと」
つまり「今この瞬間」
行っていることに意識を向けること
例えば私なら
「今、私はパソコンを使ってブログを書いている」ので
「パソコンが使ってる。パソコン使える！」
「電気がついてる！」
「暑くもなければ寒くもない、快適！」
「両手が動いてる。両手が使える」
こんな感じ
そうしたら
本当に自然に
「あ、これってありがたい！」と思うよ。
本当に、ぜひやってみて！！！