英語・フランス語・ポルトガル語な日々………そしてドイツ語が加わる

時に必要にせまられ、時に興味からいくつか言語を勉強しています。

フランス語・発音練習、フランス語を発音するための筋肉をつける

日本語ネイティブなら、口の周りの筋肉は日本語を発音するように発達している。

だから、その他の言語を発音しようして日本語にはない音に出くわすと、当然正しく発音できない。

 

英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語などのメジャーな言語であれば、今どきは YouTube で実に色々な人がビデオをアップしてくれていて、母音、子音の発音から文法事項まで実に丁寧に説明してくれる。加えてもし周りにネイティブの知り合いがいれば、言葉を覚えるためにもうお金払ってどこかに通う必要はないんじゃないかと思う。

便利になったね。

 

なので母音や子音一つ一つの発音は良しとして、次に発音で引っかかるのがそれを単語全体、文全体でスムーズに発音できるようになること。

これもなかなか難しいのです。

 

僕が自分にとってきれいに発音するのが難しいと思うフランス語の単語をいくつかその原因と一緒に挙げてみます。

instituteur  -st-でつまずくのです。加えて-t-の連続。

progressivement, contrairement  -r- そのものは発音できるけれど、-r-が入る音節が連続すると怪しくなる。

flagration, défibrillateur -r-l- が1単語に入るとつっかえる。スムーズに発音できなくなる。

anticonstitutionnellement -st- と-t- の連続の上に長いので一つの単語としてきれいに発音できない。

des adversaires adversaireだけなら問題ないのに、前に冠詞が付いてリエゾンし -z- の音が入ると発音が汚くなる。

 

とこんな具合で、それではいま挙げた単語を列挙し、

instituteur

progressivement

contrairement

déflagration

défibrillateur

anticonstitutionnellemnt

des adversaires

 

これを毎日30回発音。

始めの10回は音節ごとに区切ってはっきりしっかり発音。

in/sti/tu/teur

pro/gre/ssi/ve/ment  のように。

次の10回は全てを繋げてそしてゆっくり発音。

終わりの10回は各音節の発音が崩れないぎりぎりの速さで発音。

ここでもしつまずいたらそれは速すぎ。スピードを落とす。

 

この練習の目的は、速く発音できるようになること、ではなく口周りの筋肉を鍛えること。必要な筋肉が付けば結果的に速く正確に発音できるようになります。

だから、はっきり明瞭に発音することに重点を置き、少しでも速く発音しようとしないことです。

 

 発音しずらいと思う単語に出くわしたらチャンス。それを取り出し毎日集中発音練習。

筋トレと全く同じでとても地味な作業です。でも結構早く結果が出てきますよ。