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カテゴリ:旅行
前編
中編 前回、十返舎一九も見たという 「降神観」という扁額が掲げられた 「旭社」を越えました。 いよいよ642段まで来ました。 ↑こちらは面白い形の屋根をもつ 「賢木門」です。 「賢木門」はその昔 「逆木門」と書きました。 その昔、長曽我部元親は兵を起こして諸州を侵略しました。 ある日、元親は琴平山の隣の山で陣取ると、 琴平山全てに敵兵が充満しているように見え狂乱してしまいました。 老臣らはこの出来事を、霊境付近を犯したための神罰である、と考えました。 そこで元親は罪を謹み、門を献納することにしましたが、建築を急ぐあまり、一本の柱を逆さまにつけてしまいました。 そこで、その門は「逆木門」と呼ばれるようになりました。 明治12年の改築の際に、 「逆」の字を嫌い「賢木門」と書くようになりました。 長宗我部元親は 土佐を制圧し、四国をも統一しようと目論むも、 時の権力者である信長や秀吉に制されてしまう不遇な一面があります。 また、息子の死後は人が変わったようになってしまうなど四国を制圧する度量と 親としての脆さ、人としての心、そんな 二面性を感じさせる人物ですね。 金色に輝く真鍮製の 「御前四段坂ゴールドプレート」です。 かなり浮いているのでなくても 良いかなと思ったり思わなかったり。 こんぴら狗の歴史があるので 金刀比羅宮は犬連れもOKです。 懸命にピンクのお洋服を着た 小型犬が階段を登っていく様には とても、癒されました。 これも大物主神の思し召しでしょうか。 ありがたや。 こちらが石段785段の御本宮になります。 御祭神は 「大物主神」と「崇徳天皇」です。 農業、殖産、医薬、海上守護の神として 古来からのご神徳を仰がれています。 本宮の海抜は251メートル。 讃岐富士もご覧の通り。 香川県どこに行っても 威風堂々としても どこか愛くるしい讃岐富士に見守っていただいているような感じがして安心します。 こちらは 御神木の「クスノキ」です。 幹回り4.7メートル。 高さは約25メートルあります。 大木を見ると元気を貰う性質なので 階段を登ってきた疲れが吹き飛びました。 おみくじを引いてみました。 ↑ピンクのお洋服のこんぴら狗も見切れています。 結果は大吉! しかも夫婦揃って大吉! しかも文言まで一緒! ……。 うーむ……これって逆にどうなんだ……? ↑親へのお土産も含め、 全て購入してしまいました。 可愛いお目目のこんぴら狗。 琴陵宮司が、「純粋無垢」な子供をイメージして描いたものです。 ただ、じいーっと眺めてるだけで、思わず笑みがこぼれてくる不思議、楽しい絵です。 辛い時、悲しい時、イライラした時、 人間どうにも上手くいかないことの方が多いです。 そんな時にも笑顔を忘れない強い心を持ちたいものですね。 幸せとは難しいものではなくて 自分を大切にするように 相手を、他人を大切にする。 そんな、毎日を具体的に過ごしていければ やがては訪れるものかもしれません。 笑顔の大切さを教えてくれるのが この金刀比羅宮の笑顔元気君です。 何かとスマホを見て難しい顔をしてしまう自分に1番大切なものかもしれません。 世界に名高い 金刀比羅宮の御朱印帳とは思えないほど キャッチーな柄の御朱印帳。 中にはしっかりとした 御朱印を頂きました。 ありがとうございました。 ではまた、金刀比羅宮 番外編でお会いしましょう! (まだやるのかよ!?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.12 23:48:51
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