アメリカでプライオリティパスを活用する方法
レストラン飲食割引事例ご紹介
(アメリカ・タンパ/デンバー/ダラス/ヒューストン/フォートラダーデール/マイアミ)
空港レストランでの飲食料金が割引になるプライオリティパス特典
プライオリティパスは世界各地空港ラウンジに入れる特典に加え、空港のレストランで飲食料金が割引になる特典があります。
アメリカにある各地の空港で対象のレストランに行ってきました。
※2019年8月追記 残念ながら、2019年8月1日からアメックスのクレジットカードで発行されたプライオリティパスでは空港のレストランラウンジが利用できなくなりました。
アメックスプラチナ付帯のプライオリティパスで利用できるのは、レストラン以外のプライオリティパスラウンジ、デルタスカイクラブラウンジ（デルタ航空利用の場合のみ）、センチュリオンラウンジです。
この記事で紹介されている空港レストランラウンジを利用するには、Chase Sapphire Reserve, Citi Prestige Card, U.S. Bank Altitude Reserveなどのクレジットカードが必要です。どれも年会費や特典はAMEXプラチナに近いです。
日本の楽天カード付帯のプライオリティパスもレストラン利用が出来るそうです。実家に頼んでカードを受け取ってもらい、アメリカへ郵送してもらいました。
この方法なら年間1万円でレストランラウンジが利用できます。
※2019年11月追記 残念ながらアメリカの郵便システムが残念過ぎるため、カードが届かず、日本へ返送されました。郵送される方は注意してください。
カード番号を教えてもらって、スマホのアプリでデジタルカードとして入手しようとしたところ、楽天カード付帯のプライオリティパスはデジタルカードにならないことも判明しました。どうにかしてプライオリティパスの実カードを入手する必要があります。
プライオリティパスのラウンジが無い羽田空港には、楽天ゴールドで入れるラウンジがあるので、作っておいてもいいかもしれません。
デンバーでプライオリティパス
デンバー/Denverでの失敗体験をご紹介
成功体験談の前に失敗談をご紹介
初めてのプライオリティパスレストラン挑戦はデンバーでの乗り換えでした。
乗り換え時間は1時間ちょっとでしたが、十分な時間だろうとタカをくくっていました。
いつもは、短時間でラウンジにダッシュしてスープとサラダを掻き込んで、シリアルバーとウォーターボトルを掴んで搭乗口に向かうことに慣れていたからです。
目的地はTimberline Steaks & Grillsというレストラン
$28まで無料となってます。
到着はレストランと同じコンコースCだったのでアクセスは難無くクリア。
しかし店内は多くの人で混雑の様子。
数人が受付前で並んでいたので後ろについて順番待ち。
自分の番が来てスタッフに1人でカウンター席でも20分待ちと告げられました。
その時点で搭乗開始まで20分程度しか残ってなかったので、オーダーから会計までの時間を考えると厳しいことから、泣く泣く退散しました。
ラウンジのように融通は利かないですね。
タンパでプライオリティパス
反省を生かした計画作成
タンパ/Tampaでもプライオリティパス使用可能なレストランがあり、反省を生かして朝7時にホテルを出発することにしました。
飛行機の出発は昼1時です。
the Cafe という名前のレストランが目的地です。
朝も昼もタダで食べようと企み、ホテルの朝食をキャンセルして出発しました。ちなみにこの判断は失敗でした。
1日2回の利用は可能？
このサイトによると、利用後に2時間待てば1日に2回の利用は可能とあります。
しかし実際は、バーテンダーが親しげに話しかけてくるので、もう一度戻ってくるのは変な感じになりそう。
そしてビーチに寄ったりしている間に時間ギリギリになったので、2回目どころじゃなかったです。
初めから諦めてヒルトンガーデンインの朝食を食べればよかった。
せっかくアメックスプラチナのおかけでゴールドステータスの朝食も付いていたのに。
朝食を食べなければ750ポイントに振り替え可能だったのでポイントにしてしまいました。
利用した格安路線と駐車場
利用した路線はサンカントリー航空/Sun Country Airlineのタンパ発ダラス行き$31（税・諸費用込$48.30）の格安航空券です。
手荷物はパーソナルアイテム(スーツケース不可だけどバックパックはOK)のみで、座席の予約は搭乗24時間前のオンラインチェックインでも不可でした。
駐車場はWay.comというサイトで見つけたThe Godfrey Hotelが3日間$20で最安でした。空港や近くの民間駐車場に止めたら$60以上は取られるので、こういうホテルなどの方が安いことが良くあります。シャトルもすぐ来るので問題ありません。
空港へ向かう
空港から一番近いクリアウォーター/Clearwater ビーチで散歩の後、10時頃にビーチを後にして駐車場に着き、シャトルで空港まで送ってもらいました。
カウンターでチェックインを済まして搭乗口に向かいましたが、この時11時くらいになっていました。出発まであと2時間。
Airside違い
しかしここで問題発生です。
サンカントリーの搭乗口はAirside AでレストランはAirside Fにあります。各Airsideへトレインで移動してからセキュリティチェックという流れのようです。
どうやらin SecurityでAirside間移動は出来なさそう。しかも電車に乗るプラットフォームの手前で空港スタッフが搭乗券をチェックしてる。
ダメ元でサンカントリーの搭乗券を持ってAirside Fに向かうトレインに乗ろうとすると、サンカントリーはここじゃないと言われてはねられてしまいました。
やはりここでも万事休すか、、、と格安航空券トラベラーの運命を呪いそうになりましたが、プライオリティパスの説明文をもう一度見ると、どのエアサイドからもアクセス可能と書いてあります。
旅の恥はかき捨てということで、もう一度レストランの画像を見せながら再挑戦。
するとスタッフは、「飯が食いたいだけなのか？ならいいよ。」と通してくれました。
念願のプライオリティパスレストラン
無事電車に乗り、セキュリティチェックも抜けたら目の前にレストランがありました。この時11時20分、搭乗時間まで1時間です。
the Cafe 外観
幸い混雑していなかったのでスムーズにカウンターに座ることが出来ました。
20分くらいでできるというのでマヒマヒをオーダーし、ローカルビールを飲みながら大画面でマスターズを観戦して待ちました。
タンパ地ビール Darwin
バーカウンター
美味
合計$28.05の狙いすましたオーダー構成です。
マヒマヒ＋地ビール レシート合計$28.05
食べ終わったのが12時過ぎで急いでお会計して差額の0.05ドルとチップの5.6ドルをお支払い。
レシートには0.05ドルと書いてあり、バーテンダーも「残りはニッケル(5€)だ」みたいなこというので、これはチップを払わなくてもいいんじゃないか？という誘惑(本当にニッケルだけ置いて帰っても何も言わなそうな感じのいいバーテンダー)に負けそうになりながらも、チップも含まれてるの？と聞くと、含まれてないよとの回答なので、潔く払いました。
2度目のセキュリティチェック
電車に乗って中央ターミナルに戻り、もう一度トレインに乗ってAirside Aに向かい、再度セキュリティチェックを済ます。
この間わずか15分で済んだのは幸運で、混雑してたらやばかったかも。
でも結局出発は20分遅れで余裕でした。
到着は40分遅れ、、、さすが格安エアライン、、、機内はWifiエンターテイメントも充実していて意外と満足でした。
帰りも利用可能？？
ちなみに帰りもTampa空港で、到着時に同じレストランを利用しました。
航空券チェックなども無く、南部の郷土料理グリッツ＆シュリンプをいただきました。
ダラスでプライオリティパス
The Club at DFW
到着の際も利用可能
着いてすぐアメックスプラチナ所有者が入れるセンチュリオンラウンジに入ろうとしたけど出発の航空券が必要だったため入れず、受付の人がプライオリティパスがあるならあっちのラウンジに入れるよ、教えてくれたラウンジがこちら。
5分くらい歩くと見つかったプライオリティパスラウンジでしっかりと腹ごしらえができました。
この時搭乗券は捨てちゃってましたが、捨てたのでもう無い、と受付に言ったら入れてくれました！
最悪エアラインのアプリをダウンロードして搭乗券を出すつもりでいましたが、手間が省けて良かったです。
狭くて、座る場所を見つけるのに一苦労でしたが、サンドイッチは種類がたくさんあって美味しかったです。
ランチ代が浮きました。
The Centurion Lounge
続いて帰りの便ではダラスでセンチュリオンラウンジに行きました。
アメックスプラチナカードを持っている方は利用できます。
室内は寝そべることが出来るソファなどがあります。4つほどしかないので、競争率高め。
マッサージを無料で受けられるということで、予約しました。
プロのマッサージ師による施術でした。痛すぎず、すっきり。
続いて腹ごしらえ。
今まで食べたことが無くてよくわからないけど、ヨーグルトのリゾットっぽいなにかもありました。
センチュリオンラウンジは普通のカードラウンジよりも高級感が圧倒的に上です。
ヒューストンでプライオリティパス
LANDRY’S SEAFOOD
ヒューストンの空港ではプライオリティパスが使えるレストランが2つあります。
そのうちの一つLandry’s Seafoodに行ってきました。
朝9時につき、10時までは朝食メニューしか頼むことが出来ないことが分かりました。
まずタコスを頼んで、10時までここに居座ることにしました。
10時になったら全てのメニューがオーダー可能になったので、オイスターを追加注文しました。
今までボストン、ラスベガス、シアトル、チャールストンなどいろいろなところでカキを食べてきたんですが、どこも小さくて食べた気がしません。
アメリカのカキに期待するのはやめてたのですが、ここのカキは肉厚で十分な大きさでした。
でも醤油系の調味料が無いので、物足りさは残りましたが、、、
合計でお会計は$20程度、プライオリティパスで無料になるので、チップの$4程度を払っただけです。
本当は即効でカキを平らげて、次のレストランに行きたかったのですが、会計終わったら11時近くになっていて11時半のフライトには到底間に合わない時間になってしまいました。
センチュリオンラウンジ
代わりに搭乗口近くのセンチュリオンラウンジに行きました。
ヒューストンのラウンジ品ぞろえは最強だと思います。
10分ほどしか時間が無かったので、写真等はありません。。
フォートラダーデール/Fort Lauderdaleでプライオリティパス
Kafe Kalik
キューバ行の飛行機でフォートラダーデール空港を利用し、朝早く着いて食事を調達しました。
こちらも朝食メニューのみでした。
お腹にたまりそうなブリトーをオーダー。グラノーラヨーグルトにコーヒーも付けました。
$20ちょっとがタダ。チップの$5だけカードで払いました。
到着時
FLL空港は国際線だったためか、到着ゲートがセキュリティ外だったので、再度インセキュリティに入ることはできませんでした。
残念。
マイアミ/Miamiでプライオリティパス
マイアミは特に最高でした。
まさにプライオリティパス天国です。
これ全部一日でラウンジを周り、ほぼタダ（チップ除く）でいただきました。
セキュリティの外にもラウンジがあり、航空券のチェックも無かったので、近くに住んでいる人はしょっちゅう行けるかもしれません。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
キューバ・カリブ海行の便も安く出ているので、今後使うことも多いかと思います。
なんとかしてアメックス発行ではないプライオリティパスを手に入れなければと改めて感じました。
まとめ
アメリカで移動が多い人はプライオリティパスがあった方が絶対いいです。とくに複数の場合、$60近くの会計が無料になるので、使わない手はありません。
センチュリオンラウンジが利用可能になるアメックスプラチナカードも作れば儲かるお得なカードなので、リンク先記事を参考にしてみてください！
＜駐在員におススメ＞
プライオリティパスが発行できるクレジットカードの比較など。
飛行機の移動が多い方へ。乗り遅れたらどうする？？アメリカでの対応まとめ
<その他リンク>
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