セントマーティン観光パーフェクトガイド|カリブ海滞在先おすすめの理由と格安行き方まとめ|Saint Martin

セントマーチン アイキャッチ アメリカで遊ぶ
セントマーチン マホビーチ トップ画像 

2019年12月に筆者が週末を利用して弾丸旅行した際の記録です。

アメリカからの場合、短期間で印象的なスポットを体験できるので、忙しいビジネスマンの息抜きにおすすめです!

※2020年5月現在の空路は閉鎖されている可能性が高いため、コロナ終息後に訪問しましょう。

目次【本記事の内容】

セントマーチン島の魅力

セントマーチン島に行こうと思ったきっかけは、同じくカリブ海諸島のグランドケイマン島に行った時のことです。
グランドケイマン島はイギリス領で、料理が美味しくなかったのです。
本国イギリスも料理はいまいちだったので、他の国なら料理が美味しいと睨み、候補を探しました。
フランス統治下であったニューオーリンズやベトナムなどは食に定評があるため、フランス領のカリブ諸国を探したところ、セントマーチンが候補に上がりました。

フランス領の呼称がSaint Martinで、オランダ領の呼称がSint Maartenです。

世界一危険な空港や様々な名所

冒頭の写真のように、大迫力の機体の着陸を間近で見られるマホビーチは、離陸の際に上記動画のような爆風を受けるため、世界一危険な空港と呼ばれています。

空港から10分以内のオランダ領西側にあります。

マホビーチは着陸の飛行機を写真に収めようと、多くの観光客が集結しています。自分が乗っていた機体の窓からビーチを見下ろすと、写真を撮られているのが分かりました。

セントマーチン 飛行機からの眺め マホビーチ

上手く写真を撮るコツは、フライト情報を把握することです。
Flight awareというサイトで発着時間を調べられます。
飛行機のタイプで、B7XXやA3XXといったものは大型旅客機で、その他は小型なので、お目当てのものを待ちましょう。
機体を全て写真に収めるなら、航路の真下ではなく、少し離れて横から撮影すると良いでしょう。

ビーチ横のSunset Bar and Grill というバーで駐車が出来て、ドリンクを頼めば10ドル程度の駐車料金が無料になりました。

バーの中にはプールがあり、人も多くて賑やかでした。
セントマーチン 空港周辺マップ
飛行場周辺のマップ

飛行機が間近で見れるビーチで長く過ごす予定だったため、ビーチ最寄りのホテルも検討しましたが、費用を抑えるために空港の反対側のホテルにしました。
レンタカーを借りていたので、車で10分くらいでビーチに付くことが出来、問題ありませんでした。

オランダ領とフランス領の2国体験できる

レンタカーで国境を超えても特に検問などは無く、両国とも観光目的ならビザ不要です。

セントマーティン全体マップ
約1.5時間程で一周できるサイズの島です。

フランス領(上半分)の見どころは、ヌーディストビーチがあるオリエンタルビーチのエリアです。
島の北東にあって、ビーチに向かって右側に車で進んでいくと、突き当りに大きく看板が出ているのですぐ見つかります。

セイントマーティンのヌーディストビーチの看板
カメラ禁止のマークが書いてありますが、自分が裸になって自分を撮影したりする分には文句を言ってくるひとはいませんでした。

ヌーディストビーチは、特別若い人が多いというわけではありませんでしたが、アメリカで何個か行ったヌーディストビーチと比べてお年寄りの方が多すぎるということも無かったです。小さな子を連れた家族連れがいたのは驚きました。

また、フランス領の中心地であるMarigotにある要塞からは、島全体と湾を見下ろす素晴らしい景色が広がっていました。

Marigot要塞からの眺め。St Maarten

オリエントビーチの近くに宿泊し、おしゃれなバーに行くと、美味しいフランスパンやワインを楽しめました。

オリエントビーチで食べたレストラン セントマーチン
一番目立つレストラン WAI Beach で食べたカルパッチョ定食。フランスパン旨い
St Martin フランス領オリエントビーチ近くのバー
夜遅くまでやっていたBARが集まるモールの中で雰囲気の良かった Le Télégraphe というお店。フランスパン旨い

Marigotは寂れた感じでしたが、美味しいベーカリーもありました。

St Martinフランス領Marigot要塞近くのベーカリー
要塞の近くにあったL’express by Bacchus というベーカリーは行列が出来ていました。美味

全体的にオランダ領の方が栄えており、フランス領の西側には後述の紛争地帯もあるので、多少注意が必要です。

格安行き方まとめ

なるべく安く旅行したい方は参考にしてみてください!

利用した路線

行はスピリット航空を利用し、片道110.7ドルでした。

マイルなら安いときは2500マイルからありましたが、日程が合わず、通常は25000マイルです。

St Martin スピリット航空券 値段
これくらい安い日に行きたいですね。片道だけ使うのがコツです。

スピリット航空を使いこなす方法をこちらにまとめているのでご参考ください。

帰りはDelta航空を利用しました。片道5000マイル+78.77ドルでした。

デルタのマイルはアメックスポイントから変換できるので、アメックスポイントを貯めまくれば、使いたい放題です。

アメックスPの貯め方はプラチナゴールドグリーンなどの記事を参考にしてください。どれもいいカードです^^ 20万ポイントくらいは一瞬で貯まります。

通常、アメリカからカリブの島に旅行に行けば往復600ドルくらいはかかりますが、200ドル+5000 Deltaマイル=$250ドル相当はまあまあお得ではないでしょうか??

費用総額(税込み)

2泊3日で1000ドル程度でした。内訳は上記飛行機代と、以下の通りです。

レンタカー代:3日間92.6ドル

Expedia で安かったAlamoにしました。安いのを選ぶと、空港から離れたところへシャトルバスで移動してからの手続きになるため時間をロスしがちですが、今回はどの会社を選んでもシャトルバス移動でした。Alamoは一番離れていましたが、ホテルに近く、所要時間はさほど変わらなかったと思います。

レストラン代:一食平均15ドル(一人) まあまあ高いです。途中から、スーパーで卵を買って目玉焼きにして食べて節約しました。

シンプソンベイ近くのレストランエリアで、島の東側に向かう道路の箸を渡った後にあるSkip Jack’s

ホテル代:2泊合計460ドル (189ドル + 271 ドル)

ベッドを2つ確保したかったという事情もありましたが、全体的に高かったです。

1泊目はMary’s Boon Beach Resort & Spa, Simpson Bay $189

セントマーチン シンプソンベイ近く 飛行場が見下ろせるホテル
テラスから飛行場が見下ろせます。
シンプソンベイ沿いホテル 南国の雰囲気
南国の雰囲気にあふれる綺麗なホテルでした。

シンプソンベイ沿いにあり、マホビーチとは反対側です。駐車場がスペース限られていましたが、なんとかレンタカーを停めることができました。

2泊目はPalm Court at Orient Beach $271

st Martin オリエントビーチ近くのホテル
さすがに高いだけあって綺麗でした。
セントマーチン 
ブッフェ形式の朝食はパンを中心に美味でした。

その他:お土産などもろもろで、1–200ドル程度でした。特に名産や必須と思われるお土産はなかったと思います。

実際にセントマーチンで起きた出来事たち

海外旅行中は信じられない出来事に遭遇することが良くあります。

セントマーチン紛争地帯のスクールバス

ここでは一例の紹介です。

紛争が勃発してた

シンプソンベイラグーン(島の西側の大きな湖)を周るようにフランス領へと入っていくと、フランス領の首都Marigotの手前の道路で何やら不穏な雰囲気のエリアに突入しました。

まず走行不能なスクールバスが道をふさいでおり、近寄らない方がいいというサインだったのかもしれません。

スクールバスをよけて道を進んでいくと、ところどころに燃え尽きた車が道の真ん中に放置されています。

全体的に貧困そうなエリアで、道行く人の目つきもなんだか怖いです。

何が起こっているのか知りたいので、勇気を持って車から話しかけてみました。

何が起きているの?と聞くと、「It’s war」という回答でした。

2017年8月のハリケーンイルマ / Hurricane Irmaで壊滅的なダメージを受けたこの島は、地域によって復旧の進捗に差が生まれているようです。1年後の2018年の取材がYouTubeに上がっていましたが、問題は解決しておらず、今も継続しているものと思われます。

ちなみに、フランス領側で泊まったホテルの水道は飲まないように、という注意がきがありました。水道局が機能してないようです。

やっぱり領主国の性格がでるのか、フランス政府っていい加減なところがあるんだと感じました。

パイロットが病欠で飛行機が飛ばなかった

出国の日、離陸時間の1時間前になって、飛行機がキャンセルになったとの連絡が入りました。

パイロットが病気で出社できないようです。

そんなことがあるのか?とビックリしましたが、次の日の飛行機の手配と、ホテルもタダで止めてもらえ、150ドルのキャッシュバックと40ドルのバウチャーが貰えたので、まあまあ得しました。

まとめ

旅に不測の事態はつきものですが、冒険心をくすぐられますね。

週末に弾丸で旅行できるのは安い航空券とアメックスクレジットカードのおかげです!

その他スポット

オランダ領の首都、グレートベイビーチがあるPhilipsburgはリゾート地らしい雰囲気で栄えていました。ビーチも一番綺麗だったと思います。あまり特徴は無いので冒険心は掻き立てられません。
フランス領オリエントビーチに向かう途中で見かけたBell Hill。形が特徴的です。
オリエントビーチはそこまで綺麗に整備されていませんが、廃墟があったりなど、荒れた雰囲気を楽しむには良いかと思います。

その他リンク

カリブ諸島冒険記

キューバ

グランドケイマン諸島

<その他リンク>

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貯めたマイルでおすすめの旅行先
カリブ諸島
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