酒は飲まない、タバコは吸わない
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30歳を過ぎたが、たぶん、生まれ変わっても、飲酒や喫煙はしないだろう。
体に害があるだけでは片付かない、何かの呪縛がその使用衝動を抑えている。
いわゆる「◎◎的に無理だ」。
アルコールが入ったお菓子で酔っぱらう男がビール一本をはたして飲めるだろうか。
別に使用者を貶すわけではない。
「使用したい」という衝動はあるのだから、彼らを貶す理由がない。
「灰皿」と「ライター」と「瓶」自体が怖いのである。
その点は、「臆病で良かった」と感じている。
酒を止めろとはいわない。タバコを止めろとはいわない。
彼らの好きにさせておこう。
好きにした後で、彼らは実感する。
「好きにしたらダメだった」と。
実感させる前に注意したら、注意がかえって衝動を増やすことになりかねない。
ほんっとうに駄目な場合は止めてやろうか。その度胸はあるぞ。
薬物だろうが、ドーピングだろうが、飲酒だろうが、本音は全員共通している。
「使用したい」
を保ちながら、「でも使用しない」を維持できるか。
が、肝心だと思う。