ミトコンドリア機能にも
問題が生じているという事です
人間のエネルギーは
ミトコンドリアの外の解糖系と
ミトコンドリアの中のTCAサイクル
そしてミトコンドリアの膜の中の
電子伝達系という所で作られます
エネルギーを沢山作るには
電子伝達系まで代謝が上手く
回らなければなりません
ミトコンドリアでの
エネルギー産生には酸素が必要です
酸素は鉄が運んでくれますから
鉄欠乏貧血でもエネルギーが作れません
鉄欠乏があるとミトコンドリア機能に影響して
かんたんにはエネルギーを作り出せず
体の栄養を回すサイクルが機能しないということ
そしてミトコンドリアに入れ無ければ
その外の解糖系でエネルギーを
作らなければなりません
解糖系でのエネルギー産生には
酸素がいりませんから
字のごとくほぼ「ブドウ糖」だけで
エネルギーが作れます
厳密にはVB1なども必要ですが
タンパク質や脂肪をエネルギーに
替えるにはまたこれが大変なので
ここも苦手な人ばかり
結局はかんたんにエネルギーになる
炭水化物を摂るしかなかったと
言うことなんですね
手っ取り早いのは糖分を食べる事です
糖を食べると元気になり
糖が切れると疲れてしまう
糖のエネルギーはもって2時間と
言われていますし
解糖系でのエネルギー産生は
1つのグルコース(ブドウ糖)から
たった2ATPしか作れません
ブドウ糖(炭水化物)から得られるエネルギーは
かんたんに摂りいれることはできても
その持続時間はたったの2時間で
効率よく摂れる栄養と
言うわけではないということですね
ミトコンドリアは38ATPも作れます
うつ病で寝たきりになっている人と
アスリートのように動ける人の差は
ここにあります
ミトコンドリア機能が
低下すると糖分が必要になる理由が
分かって頂けたでしょうか?
ミトコンドリア機能は
わたしたちが健康を維持するために
とても重要な役割をしていると言うことですね
甘い物ばかり食べていれば
腸内の悪玉菌が増殖します
1番多いのはカンジタです
カンジタが増殖して成長すれば
根っこを生やします
甘いものを食べることによっておきる弊害に
体にとって悪いカンジタが増加することがあります
このカンジタは以前記事にも取り上げた
リーキーガット症候群の原因にもなり
体の不調やアレルギーや
病気まで引き起こすことがあります
だから甘いものの食べ過ぎは
良くないと言うことですね
魔法の調味料の甘い砂糖には
あの危険といわれる覚せい剤よりも
常習性は約8倍も高いと言われています
ならどうすれば甘いものを減らせるのか?
やはり原因になる栄養不足を解消すること
まいにち丁寧に
食事を手作りすることかもしれません
1度作られたバイオフィルムは
なかなか腸壁から剥がすことが
困難になります
アトピーの問題は
カンジタが腸壁に根っこを突き刺して
しまっているという所にもあります
根っこによって腸壁に穴があきます
これがリーキーガットです
リーキーガット症候群とは
簡単に言えば 腸漏れ症候群ともいい
本来なら無害な状態で便や尿として
排出されるべき未消化のたんぱく質や
ウイルス、細菌、悪性物質などが
便になる前に腸から漏れて
血管内に流れ込みます
血液に乗って全身に運ばれます
ウイルスやタンパク質って腸の中に
居る分には問題ない場合が多いです
刺激物は別ですし
別のルートから体内に吸収される
毒性物質もありますから
そういうものは別です
わたしは永年炭水化物の多量摂取による
リーキーガット症候群になっていると思います
これは憶測ですがときどき食事後に
体が異常に痒くなることがあります
その原因を考えると
外食時に多量に炭水化物を摂取したときや
食品添加物を多く摂ったときに
痒くなっているように思います
腸までは外因子で血管やリンパ管に
入ったら内因子です
糖分を欲する理由は
ミトコンドリアだけではありません
カンジタが放出する神経毒が
脳に作用させて糖分を食べさせます
何故なら「糖」はカンジタのエサで
人工甘味料も多すぎる「鉄」も
カンジタの大好物です
そして抗生物質や食品に含まれる
添加物はカンジタの増殖を抑制するはずの良細菌を死滅させてしまいます
カンジタ天国です
我慢しなければいけない程
糖分を欲する身体が問題なんです
摂食障害も同じです
栄養不足だとかんたんに
手っ取り早く体に取り入れるために
糖分が必要になり
体は甘いものや糖質(炭水化物)を
欲しがる仕組みになる
だから正しい知識と
体にひつような栄養を摂ることは
大切だということですね