私のTLで「安倍の声明」とか、面白いことを言っている方がおりましたが、安倍総理の緊急事態宣言ノーカット版です。

 

 

緊急事態宣言の大まかな内容がこちら

https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207#LIFE

 

ポイントは2つで、その1つ目は
対象7県(東京および隣接する3県、大阪と兵庫、福岡)において7−8割の接触減を目指す(可能な限りの在宅勤務と外出自粛をお願いする)が、ロックダウンはしない(交通機関は止めない、スーパー、薬局、銀行、医療など生活に必要な業種は営業する)ということ。
 
まあこれがギリギリなんでしょうね。厳格な首都封鎖なんて、日本の大都市の状況では現実的に不可能だと思っていましたから、どうするつもりなのかと思っていましたので、その内容にホッとしています。
 
それでも日本人の国民性をもってしたら、7〜80%の接触減は十分に可能なことだと思っています。現に、日比谷なども閑散としている様子がテレビに映っていました。やるときゃやるんですよ、日本人は。
 
そしてGDPの2割という異次元の財政出動がもう一つ。その内容の詳細についてはよくわかりませんが、なんとか最終的には国民の不満の出ない形でまとめてほしいと思っています。
 
 
安倍さんの演説を聞いて、ちょっと嬉しかったのは、冒頭に、命がけで最前線で頑張っている医療関係者へ感謝の言葉を述べてくれたことですね。

ちょっと胸熱でした。

 

欧米では医療崩壊が大量死をもたらしたのですから、私たち国民はその反省を踏まえ、なんとしてでも医療の現場を守るのだという、より一層の意識が必要なのではないかなと思います。

 

ウィルスとの戦争という見地からみれば、最前線(医療)を守り抜くことこそが最重要課題であって、もしそれに失敗すれば、雪崩を打つようにウィルスに入り込まれ大量の人が死ぬ、ということであって、これは国防問題なのだと思っています。

 

そう考えると、黒沢さんのようなお騒がせ行動は、やってはいけないことの最たるものだということがわかるでしょう。軽症の個人が大量に押し寄せれば、それが医療崩壊の引き金になりかねません。世界は今戦時下なのだと意識があるのかどうか。

 

ないんだろうなあ。

 

 

 

それからコロナ疎開も絶対にやめてほしいものの一つです。東北の田舎には限界集落に近い村がたくさんあります。そんなところでは住民の9割近くが高齢者だったりする。でも村は彼らの労働によって支えられており、村にとってなくてはならない方々なんですよ。そこにコロナのような恐ろしい病気が来ると、そしてそれが特養のようなところで集団感染した場合、デイサービスなどでほとんど村中の人たちが利用していたりするので、本当に村ごと消滅する、絶滅しかねない危険さえあるということが、現実としてあるのだということをどうか理解してほしいです。

 

 

 

そして医療現場の人たちは本当に疲弊している。身体もだけど、心が。医療従事者をこんな気持ちにさせないでほしい。日本人はそんな卑しい民族ではなかったはず。

 

感染のリスクと戦いながら、命を張って最前線で戦う方々に、文句を言ったりコロナ差別したりするのではなくて、常に感謝の気持ちだけは忘れたくないですね。