デジタルストーカー アイドル | 楽しみながらやってみよう

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最近、ツイッターやフェイスブックなどのSNSへの投稿は多くの若者には当たり前のようになっている。(若者に限ったことではないかもしれない)

しかし、先日アイドルが投稿した自撮り写真の瞳に映った景色から自宅を特定し、ストーカー行為を行ったとして20代の男が逮捕されるなど、その危険性も多く報道されている。
デジタルストーカーと呼ばれるこのような行為は、その気になれば誰でもできるようだ。

こんなニュースが報道されているにもかかわらず、若者のSNSへの投稿は減ることは無さそうだ。
一方では、今回の台風では救助を求める投稿や被害の様子を伝える投稿などもあり、それによって助かることもあると思うが、悪用される危険性もある。

現在、SNSは個人の情報発信手段として瞬く間に普及している。
そして、若者は自分の顔写真や普段の行動を何のためらいもなく投稿している。
自分の名前や住所などの個人情報を投稿しなくとも、今回のように投稿した写真からでも居場所を突き止められてしまうのにだ。

投稿は自己責任と言ってしまえばそれまでだが、学校などではSNSの危険性について教える必要があると思う。
学校でのスマートフォンの使用を禁止することよりも、そのマナーを含めた使い方を教えていかなければならない時代になっている。

今の小学生はもちろん中学生や高校生、大学生に至るまで生まれたときから身近に携帯電話やスマートフォンがあるデジタルネイティブ世代だ。
学校での使用は禁止しても毎日の生活の中に必ずスマートフォンが存在する。

呼吸をするように何気なく投稿すると言った感じだろうか。
その危険性に気づかせることが急務ではないだろうか。

とはいうもののスマートフォンの使い方もよく知らない大人でも平気で個人写真を投稿している。嬉しくて投稿したくなる気持ちも分からないではないが、そのリスクを十分理解しておくことが大切だ。