墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 「えっ!はっ!?」となった。先物取引に手を出すににあたって、本当は初めから理解しておかなくてはならない事だったのだろうけど今日知った。端から見れば馬鹿だろうがゼロから独りでやっているので遅い。
 先物取引の説明では限月が強調されているせいでそこに気を取られ過ぎていたが、反対売買で余力資金の調整をする際、別の限月や別の銘柄でも構わず一括計算してもらえる・・・ルールとしては当たり前だったのだろうが無知には発見に近い驚き。  
 それならばパニックになる必要はなかった。今日の午後までは映画『サマーバケーション』の岩の上に取り残された様な苦しい気分だった。当初は2枚分の現金証拠金余力しか残っていない状況で、上下に大きく離れて取り残された二十数枚をどうやって回収していくかは、凶暴なサメが周遊する岩から遠い砂浜までをどうやって渡りきるかという映画に何か似ていて、以前観た『サマーバケーション』が思い出されていたが、先物取引における沖合いの小さな岩は満潮になっても沈まない!これは嬉しい方の発見と驚き。売買の片方を6月限に付け替えれば3月に勝負を決する必要はない。先送りの先送りとなるが期限に慌てて損失を計上する混乱より、持久戦に持ち込んでチャンスを待つ方が得策。

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2/18(信用買い・売り・計)

次の損切り期限を待つだけ。

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2/17~2/18 日経225先物mini

とりあえず「下」に残された一番下の売りグループは処分した。下落途中で反転のリスク覚悟で必死にくさびとして打って含み益を出した売り数枚との抱き合わせ。表面上の増加額・減少額よりも多く動かした感覚。
この取引、せっかく苦労して謙虚に損切りしても、そこからさらに底を割っていく暴力性は相変わらずだが今回は経験が生きている。まだ口座内の数字の動きは自分のコントロール下にある。