ＪＲの駅構内の本屋でベルセルクの単行本を買い、喜んで飛び出し早歩きで家に帰り、１冊の楽しみを大事に消費していた健気な時代がもう２０年前など信じられない。
昨日、程よいところで読み止めていたベルセルクを１冊だけと購入。しかし、電子書籍の手軽さは恐ろしい。結局寝るまでに最新刊まで１０冊以上をいっきに手を出し読んでしまった。連載速度が遅いので読む側が急かずにペースを調整しなければならないというのに。読み終えた巻末を確認するとヤングアニマル掲載時は１０年以上前とか。１０年を超えるベルセルク貯金を１日で使い果たしてしまった。
２００８年や２０１０年など、通っていた小学校・中学校も以前からの姿、商店街は西側も東側も健在。周辺の個人店舗はどこも欠けてはいないし何も消えてはいなかった頃。現在は何も残っていない。駅構内の本屋もいつの間にか姿を変えている。
漫画の中の時間軸と連載休載の時間軸と現実の時間軸と読み進める時間軸と、何かごちゃごちゃで整理がつかなくなった。とりあえずあのペースでストーリーが完結するのかどうかの心配だけにしておく。
ワクチン開発の期待で株価上昇と日経の記事があるけど本当にいい加減。この手の後付け記事って窓際でダーツでも投げて適当に仕上げているのだろうか。次に下がった日のひな型も順番に用意してあるんだろうな。
１日単位の上・下で方向感はないように見える。のんびり構えてぼーっと眺めて待つ。
東京金(限日)は今日も身動きできず。このまま高止まりは勘弁して欲しい。
