【Mini-Z】ニッケル水素バッテリーの内部抵抗測定について考えてみた
ニッケル水素バッテリーの内部抵抗測定について考えてみた
という事で、昨日に引き続きバッテリーネタとなります。
■内部抵抗の測定について
各社から、内部抵抗が測定できる充電器が発売されてます。
そのうち、手持ちの充電器は3種です。
・HiTEC AA/AAA Chager X4 Advanced II
・HiTEC Universal Battery Charger & Analyer X4 ADVANCED PRO
・KYOSHO SPEED HOUSE マルチセルチャージャー
X4 Advanced IIだと、内部抵抗が100mΩを軽々越えてたんですが、理由はコレでした。
こんなのを挟んで計測してるんだから、内部抵抗が高くても仕方ないですね。
値としてはこんな感じです。
内部抵抗値 160~180mΩ
普通、内部抵抗が100mΩを超えるとゴミと言われてます。
電池スペーサーの抵抗値を厳密に測ってませんが、100mΩくらいだとしておきましょう。
すると、僕のバッテリー達は
60~80mΩ
とまだ生きてることになります。
液漏れ対策で電池スペーサーを使われている方は、ご注意ください。
対策は、コレです。
スペーサーの半分しか使わないのですが・・・
これまでは、左側だけで使ってました。
しかし、今度は右半分だけで運用します。
これで、バッテリの端子は間に何も挟むことなく接触します。
でも、カバーが受け皿のように付いてるので、電解液が漏れたとしても充電器に落ちない。
仮に流れたとしても、ティッシュで吸い取れるので防げるわけです。
↓が昨日のブログに載せた写真です。
■計測の誤差
充電する度に内部抵抗値が毎回異なりますので混乱してました。
試しに、同じ充電器で同じ電池を使いスロットを変えて内部抵抗を見ると、これまた違う値が出ます。
スロットの抵抗値が若干異なるんでしょうね。
誤差があることを認識しておきます。
内部抵抗値をマッチングの指標の一つとするつもりなので、スロット変えたり、何度か測って平均取って判断しようと考えてます。
■充電池と内部抵抗について
本来?内部抵抗って、いつ計測しても大きなブレはないみたいです。
正確には皆さんご自身で調べてもらうとして、僕自身の理解は、このようになります。
内部抵抗とは、電池がパワーを貯めておき、吐き出す際に生じる不活性物質?を指している。
充放電する度にその不活性物質(内部抵抗)が少しずつ増えて本来の性能を発揮できなくなっていく。
電流、電圧という電池のパワーが、その名の通り内部にある抵抗により阻害されてしまうワケです。
内部抵抗を計測する事が出来る為、充電池の劣化度合の指標として使えます。
それが、100mΩまでだと言われてるんです。
電池は、500回くらいの充放電に耐えられるようになってます。
ミニッツで走行させるには、充電→走行(放電)というサイクルになりますので2回です。
週1回、年間50週サーキット走行するなら、約5年使える計算です。
とはいえ、500回のうちミニッツの走行に有効なパワーを取り出せるのは、100回以内でしょうね。
劣化の度合いを内部抵抗で把握して、使いたい電圧を下回る事になったら、買い替えるしかありません。
■交換の指標は?
考え方になりますが、レースを前提とした場合、8分間求めている電圧を維持できるなら、ずっと使い続けても良いと思います。
手持ちを全て測定しマッチングを終え、実走行での結果を蓄えてからの判断になりますが、内部抵抗値が◯mΩ以上なら捨てるとかを決めたいですね。
もしかしたら、内部抵抗が高くても、実走行でパンチがあるかもしれないと淡い期待をしてたりします。
これから試して答えは出しますので、ご期待 下さい。
何にせよ、現時点での知識では、まだ判断つかないですね。
■本日のワード
ホットナイフ欲しい~
加工が楽になるんで検討中です。