【Mini-Z】ミニッツ(ニッケル水素)の充電用語集<後編> ~理解している内容をツラツラ挙げてみた~
ミニッツ(ニッケル水素)の充電用語集<後編>
~理解している内容をツラツラ挙げてみた~
先日に引き続き、後編となります。
・慣らしの必要性
一番気にしてるのが、慣らしです。
ちゃんとバッテリが起きる事で正しい充電や放電の特性を示してくれる事になります。
デルタピークの誤検知にならないようしないと、充電が終わらずに必要以上に入れられて、吹きこぼれ(最悪爆発)をしないようにするためです。
※ちょっと大げさですが、安全に使うためにも必ず行いましょう!
・自己放電(1カ月10%~30%)
3カ月放置すると中身がすっからかんになるという事ね。
死ぬのか分からなないが、ダメな事だと理解しておこう。
・充電器のカット方式
A.電圧カット方式
B.デルタピークカット方式
C.容量カット方式
D.温度カット方式
E.時間カット方式
これら、全てをとは言いませんが、AだけとかBだけとかでは物足りないというか、僕のやりたい事が出来ないので、そういうモノは文鎮化してます。
↓は、京商SPEED HOUSEマルチセルチャージャー 容量カットの設定画面
・充電器の充電方式
A.リニア充電方式
B.パルス充電方式
C.マイコン制御方式
D.3ステージ設定方式
あまり情報が公開されてないので、分かりませんが、これ以上あるんではないかと思ってます。
5,000円以下のお手軽充電器には無いが、10,000円を超える充電器にはバッテリの温度、電圧、内部抵抗などを検出して充電電流を制御する機能が備わっていると思います。
スマチャが重宝されているのは、この辺りが優れているから?としか思えません。
変に熱を持ったりしないのにパワー感があるのは、↑に書いた充電状態のモニタリングにより調整をする機能があり、それが現在のSPEED HOUSEバッテリの特性に合っているという事です。
僕のお気に入りであるレコードブレイカーは、3ステージ設定が可能で、自分である程度の制御が可能です。
コレ良い機能ですが、バッテリの特性を理解した上で設定しないと何の意味も無いし、モニタリングして最適な電流を制御している充電器には敵いません・・・
・バッテリの特性
製造メーカーによって、充電及び放電特性が異なっていました。
ミニッツは、ORION→SPEED HOUSEとメーカーが固定化されてるので、研究と情報共有がしやすいです。
気を付けないといけないのが、製造ロットです。
夏場に製造されたモノと冬場に製造されたモノでは別モノになっている可能性があります。
・ゼロボルト放電
僕がデカラジをやってた頃に流行っていたやり方です。
名称が合ってるのか覚えてませんが・・・
当時は、GP3000、GP3300のセルで通常の放電後にセメント抵抗繋いでずっと放置しておくとバッテリが活性化すると言われてました。
いま、そんな話を聞かないので、過去の都市伝説のデマだったのかもしれませんね・・・
とりあえず、今回はこの辺で。
追充電とか慣らしは、別で1つの記事として書きたいと思います。
新型パワーレックスもほとんど使ってないんで・・・
コヤツ、電圧カットから、デルタピークカットに変更されたという情報がありました。
その時点で・・・となりましたが、パワー感はあるそうで試してみます。
■本日のワード
何で情報公開しないのか不思議