【競馬コラム】重馬場が巧い馬って?(その1) |  おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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  今週は「ユニコーンS(G3)」「青葉賞(G2)」「天皇賞(G1)」です。

【競馬コラム】重馬場が巧い馬とは?(重馬場に関する個人的な考察)
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ
  今夜は、時節柄そろそろ雨の競馬も増えてくる頃…ということで、重馬場についての個人的な考察をお話ししようかと思います。
  ゲストの皆さんは、降雨が予想される場合の競馬予想を組み立てる際に、どのように予想を考えているのでしょうか?当然、あの馬は重が巧いとか下手とかが重要なファクターになるかと思います。では、重巧者ってどんな馬の事なんでしょうか?今回は、重馬場そのものにもスポットを当てながら、書きたいと思います。 

 今日は、まず重馬場ってそもそもどういう馬場のこと?からお話しします。
 
 重馬場などの馬場判断は、普通は「芝コースの含水率」で決められます。「時計が掛かる馬場」は予想屋さんが最初に使った言葉ですが、「馬場が渋る」「道悪」などと同意で、いずれも「重馬場」とかなり近い言葉です。(予想上は良馬場を「パンパン」なんて言いますね)
 つまり、狐が考える重馬場とは…「芝コースの含水率で決められる、芝コースのコンディションの呼称で、一般的には良馬場よりも時計を要する湿った、時にはぬかるんだ馬場状態である」とでも定義できますでしょうか?馬券上の概念的な表現なら、「より時計が掛かる馬場」…と割り切ればよいと思います。

 ちなみに、外国の場合だと、状態の良い良馬場を「堅良」と表記したり、タフな良馬場を「稍良」なんて呼んだりしますが、日本ではJRAによる4分類が基本。また、キセキが勝った年の菊花賞や同じ年の天皇賞の馬場は「不良以下」なので、個人的に「水馬場」と呼んでます。多分プール調教の巧い馬が強いと思われ(冗談デスヨ)( ̄∇ ̄;)
 
【参考】芝コースの状態基準(JRA府中コース基準)
良→17%以下の含水率・稍重→17〜20%・重→20%〜23%・不良→22%以上
※但し、含水調査は朝一回のみ。
 即ちJRA裁定委員の判断で、稍重か重かなどの判断はかなり主観が入る。例えば朝から降雨が続くような天気予想なら、早めに重発表に切り替えられるし、逆もあり。 
 さて、それではいよいよ重馬場が巧い馬とは?という本題に入ります。自分の経験と知識をできるだけわかりやすく書いていこうとは思いますが、長文になりそうな予感がするので、ぜひ辛抱強くお付き合いください。
 
 狐が考える重上手馬とは(原則) → 「馬場が雨などで悪化した時に、標準(良馬場)からの時計に対する減衰率が少ない馬が重上手、大きい馬が重下手」と考えてます。
 
 例えば、解りやすく比較すると…
A馬→重馬場減衰率20%、良馬場能力80 =指数64×各ファクター
B馬→重馬場減衰率50%、良馬場能力100 =指数50×各ファクター
単純に言えば、こんな感じです。叩いた各馬の値に、距離やコース、ハンデやローテ、調教などのファクターを加減して、自分は重予想を組み立てています。B馬は重賞勝ちがあるA級馬でも、場合によっては準OP級の重上手にレースの条件によっては負けてしまう…ということがご理解できましたでしょうか?

 
 さて、それでは、まず馬の重上手はどのようにして決まるか?(決められてしまうか?)について考えます。これは、新聞紙や雑誌・メディアなどが「重下手」と見ていても、「いやいや下手じゃないだろ?」と予想側から判断しうる材料にもなるので、予想上かなり重要なことと考えてます(その2に続く)

                                      だから競馬は面白い by sakura-kituneo
 
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