【懐かしの昭和】「ウーン、マンダム」 |  おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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  今週は「ユニコーンS(G3)」「青葉賞(G2)」「天皇賞(G1)」です。

【懐かしの昭和】「ウーン、マンダム」倒産寸前の会社を救ったTV-CM
('-^*)/コンバンハ 管理人の狐でございます。
  今日の「懐かしの昭和」は、化粧品のTVCMです。お酒のCMなどと並んで、昭和では毎年各社の力作が集うジャンルですよね。今回は、そのTVCMで会社が救われた…という、「マンダム化粧品」のCM紹介です。

「ウーン、マンダム」とチャールズブロンソンが呟く、アレです。

原曲も大ヒットしました。

もともと、この化粧品メーカーは、「丹頂チック」を始めとして(とっても古いお父さん世代なら知ってるかも)、「丹頂ヘアトニック」「丹頂コールドクリーム」などを販売。丹頂株式会社と名乗っていましたが、忌まわしきライバル企業の資生堂から、日本初の「シリーズ物男性用化粧品」のMG5が発売されると、みるみる間に業績が低下、会社は倒産の危機に!しかし、会社存亡の危機に際して現れた、奇跡の救世主「マンダム」シリーズの発売、そして大ヒット。倒産寸前の会社は、一転復活をしたのはおろか、業績も大躍進。資生堂(「MG5」「ブラバス」など)とカネボウ(「エロイカシリーズ」)とともに、男性化粧品御三家を形作る。後に、「丹頂(株)」から「株)マンダム」に社名変更するまでに…
 
むろん、その成功の陰には「男くささ全開」のチャールズブロンソンのCMの存在が大きかった(というか、ほとんどすべて)わけで。顎をなでるしぐさが大流行した記憶があります。
 
 このCM撮影は、知日派であり親日派でもあるチャールズブロンソンに3万ドル(ハリウッド俳優の報酬としては安いかな?)で依頼したところ、ブロンソンは「私の初主演映画になる作品、断るわけがないじゃないか?」と一発快諾。
 
 ところで、交渉と制作を担当したのは、「時をかける少女」で有名になった大林 宣彦監督でございました。余談ですが、大林監督はTVーCMを多数制作しましたが、ソフィアローレンの「ホンダ(ラッタータ)」やラックス化粧品など、海外の大スターを使ったCM制作が得意でした。大林監督、その後いろいろな企業から引っ張りだこになり、なんとCM総制作本数2000本以上というから驚きです。そのうち、こっちも記事にしましょう。え?あのCMも?というものばっかりですよ♪
 
 というか、全くなんおことかわからない?という世代の人は、お父さんにでも聞いてみてください(笑)

では、昭和世代の皆様。また懐かしい物のネタ記事でお会いいたしましょう。うーん、マンダム…
                                               by sakura-kituneo
 

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