明日は、いよいよクラッシック最大のイベントにしてホースマン最高の誉れである「日本ダービー（G1）」です。今年は皐月賞組が上位組も揃っての13頭出走、トライアル組含めた力量比較がしやすいと言われています。7262頭の1頭になる幸運な馬は？また、最終レースに「目黒記念（G2）」も例年通り組まれています。

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【予想】自信度 ★★★☆☆

◎ダーリントンホール、前走皐月賞は6着だったが、元々右回りがスムーズでなくコーナーロスから14番手の中山二千、むしろ6着なら善戦と言える。今度は左回りに替り、共同通信杯勝ちの勝負強さが生きるし、バテない渋太い末脚で昨秋の中山二千の内容通り高速も合っている。渋った馬場が多かった同馬にとって、待望の良馬場で屋根は引き続きデムーロ。エイシンフラッシュ臭がする…

○コントレイル、枠順はまずまずだが、スローが予測される明日は皐月賞の時のようにキメラヴェルテが前をすべて消耗させて、通り道を開けてくれるかが鍵になる。距離の壁は無いと思うが、ホープフルSのような先行策は終いが伸びないとわかっているので、展開次第で前を捕まえきれない可能性も。ベストは二千っぽい気がするが…▲ヴァルコス、基本的に青葉賞で2分24秒前後以上で走った馬はダービーでも勝負になる公算大という持論から、大外17番でも三番手に推す。 ノヴェリスト産駒で叔父にディープを持つ母系はダンスインザダーク、スタミナ充分で切れないまでも長く使える末脚は強力な武器。青葉賞好時計勝ちで18番枠から3着入着したアドミラブルの例もあるので、あまり馬鹿にすると痛い目に会いそう。△ワーケア、ホープフルS3着から弥生賞を2着と順調に来たが、悠然と皐月賞を見送り新馬戦以来のコンビであるルメールで挑んできた。2戦2勝の府中のほうが明らかにスムーズで、速い脚もそれなりに使える。絶好の枠を引き展開面でも有利、重賞勝ちが無いキャリアは見劣るがここ一本に備えた臨戦態勢は怖い1頭。△ディープボンド、デビュー以来二千以上を使い続け前走の京都新聞杯で1着、特に二千超の2戦は外回りコースで1着と2着と距離融通性が高い。皐月賞は消耗戦に巻き込まれて潰された先行馬の1頭だが、明日の展開次第では面白い存在。本領発揮は菊花賞だろうが、直線どこまで持たせるか和田くんの腕の見せ所。△ビターエンダー、やはり皐月賞で消耗戦で失速した先行馬から1頭。明らかに左回りが良いことは、京成杯と共同通信杯との比較で明らかで、府中コースは4戦（2,1,1,0）とパーフェクト。皐月賞は大外枠から先行して見せ場を作ったが、4コーナー落鉄や展開不利な面から参考外。番手競馬はたやすくできる枠、先輩エポカドーロのようなスムーズな競馬が出来れば侮れない。

 

お読みになって気が付かれた方はいるかもしれませんが、前走から乗り替りの無い馬から絞り込みました。サリオスはもしかしたら馬鹿強い可能性も有りますが、勝ち星が全部マイルなのは気になりました。サトノインプレッサは軍団数合わせ、NHKマイルが本チャンの馬。アルジャンナは良い馬ですが、まだ先の感じ。ヴェルトライレンゼは展開面から怖い1頭だけど、先細りなイメージ。ガロアクリークはキンシャサでは距離が…、サトノフラッグは未知数な面があり流し馬券には加えます。ウインカーネリアンは展開のカギを握る一頭ですが、さすがに18番枠は。

　 最終レースに重賞がもうひとつ、長距離ハンデ戦の「目黒記念（G2）」が組まれています。府中二千五百はかなりのスタミナを要し、先行泣かせのコース。前走傾向は、重賞惨敗組の巻き返しも目立ちハンデともども比較検討には用心したい。新潟大賞典・天皇賞(春)・ダイヤモンドSあたりが有力ステップ、対して芝OP特別からの臨戦なら連対していないと厳しいが好走例も多い。

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