ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「市子」

2024年04月23日 | 日本映画
2023年公開の日本映画の紹介です

監督は、戸田彬弘。
戸田監督が主宰する“劇団チーズtheater”の公演作品が基になっているらしい、ドラマ映画です。
主演・出演は、杉咲花、若葉竜也、森永悠希、宇野祥平、
渡辺大知、倉悠貴、中村ゆり。


(あらすじ)
2015年8月。
東大阪市の山中で白骨化した遺体が発見されたと、ニュースが流れています。
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川辺市子が同棲している長谷川義則と手料理を食べていると、
「市子、一緒になろう。」と言われ、市子は涙を流して喜びます。
ところが翌日、市子は姿を消してしまうのです。
数日後、刑事・後藤が長谷川を訪ね、市子について尋ねてきました。
あまり詳しく知らないながら、市子について話す長谷川に後藤は言います。
「川辺市子と言う女性は存在しない。」
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小学3年生の市子を知る6年生のさつきは、ある時“月子”と呼ばれているのを耳にし、
直接訪ねますがうやむやな答えが返ってくるのです。
高校生の“月子”は同級生の田中宗介と付き合っていて、
ある日宗介は、“月子”にストーカーまがいの事をしている北秀和に白状させ“月子”に謝らせます。
“月子”の自宅には、ソーシャルワーカーの小泉が入り浸り状態で、いつも酒を飲んでいました。

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長谷川も単独で市子の知り合いを訪ね歩き、
得た情報を交換条件で後藤に持ち掛けます。
すると後藤は、山中で発見された遺体が“筋ジストロフィー”患者だったこと、
更に無戸籍について話すのです・・・

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最近の映画ではよくありがちな、現代と過去が目覚ましく移り変わります。
“市子”はほぼ同じ髪型で、服装などでわかる感じです。

今年のアカデミー賞では「優秀主演女優賞/杉咲花」を受賞、
毎日映画コンクール「女優主演賞/杉咲花」
高崎映画祭「最優秀助演俳優賞/中村ゆり」の受賞などもあります。

長谷川義則役は、若葉竜也。
大衆演劇のチビ玉三兄弟として知られているようです。
テレビドラマの出演がたくさんあります。
映画では、「台風家族」(2019)、「街の上で」(2021)、「前科者」(2022)、
「神は見返りを求める」(2022)、「ちひろさん」(2023)などの出演・主演、
「ペナルティループ」が公開中、
「ぼくのお日さま」が今年秋公開予定のようです。




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現在と過去の移り変わりに加えて、名前の違いもありややこしかったです
“市子”がほぼ同じ髪型も増長してました~

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「人生はビギナーズ」

2024年04月22日 | ユアン・マクレガー
2012年公開の映画の紹介です

監督は、マイク・ミルズ。
監督本人の実体験を基にしたらしい、ドラマ映画です。
主演・出演は、ユアン・マクレガー、クリストファー・プラマー、メラニー・ロラン、
ゴラン・ヴィシュニック。



(あらすじ)
アートディレクターのオリヴァーは、亡くなった父・ハルの家の片づけをします。
そしてハルの飼い犬だったアーサーを自宅に連れ、話しかけながら部屋を案内していきます。

オリヴァー 「この家は寂しいよ。僕と話すことを覚えて」
アーサーの心の声 『150も言葉がわかるけど、僕は話せないんだよ』

ハルが他界して、心を閉ざしているオリヴァーを同僚が仮装パーティに誘います。
精神分析医に扮したオリヴァーは、話せない人物に扮したアナと筆談を交えて仲良くなります。
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母が他界した後、ハルは自分はゲイでカミングアウトするとオリヴァーに話しました。
その後若いアンディという恋人が出来、ハルが病気の時も傍にいてくれます。
しかし重い病気であることが分かり、アンディに伝えるようオリヴァーは言われるのです。

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アナとの今後を考えているオリヴァーに、アーサーは話しかけます。

『もう、結婚したの?』

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この映画はアカデミー賞で、「助演男優賞/クリストファー・プラマー」を受賞しています。
クリストファー・プラマーは他にも、
「英国アカデミー賞」「ゴールデングローブ賞」「全米映画俳優組合賞」などたくさんの受賞がありました。


アーサーの種類はジャック・ラッセル・テリアです。
この映画でもオリヴァーがアーサーに説明していますが、歴史はキツネ狩り用の種類なんですね。
フォックス・テリア/ビーグル/ボーダー・テリア等が交ざっているようです。


アンディ役はゴラン・ヴィシュニック。
クロアチア・シベニク出身の俳優さんのようです。
「ディープ・エンド」(2001・劇場未公開)、「ドラゴン・タトゥーの女」(2012)、
「悪の法則」(2013)などの出演があります。





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「ザ・キラー」

2024年04月22日 | スリラー・ミステリー映画
今年11月配信の映画の紹介です

監督は、デヴィッド・フィンチャー。
フランスのコミックが原作の、スリラー映画です。
主演・出演は、マイケル・ファスベンダー、ティルダ・スウィントン、チャールズ・パーネル、アーリス・ハワード。


(あらすじ)
フランス、パリ。
『静でいろ、計画通りにやれ、人を信用するな、感情移入はするな』
暗殺者・クリスチャンは理念を唱えながらある部屋から向かいの部屋を監視します。
クリスチャンは外では目立たないドイツ観光客を装い、
戻ると向かいのペントハウスの入り口や部屋を監視始めます。
司令官から24時間動きがなければ連絡をよこすよう伝えられました。
すると人の動きがあり、標的とボンテージ姿の女性が映ります。
ライフルを装備し、標的めがけて放つも突然動いた女性が的になり弾が当たってしまいました。
舌打ちしたクリスチャンは全てしまい込み、外のバイクで建物を離れます。
パトカーを横目にクリスチャンは証拠品をあちこちに捨て、
スタンドで着替えて空港に到着します。
ドミニカ共和国。
自宅に戻ったクリスチャンは、たくさんのタバコを吸い殻と男の靴跡に気づき、
慌てて中に入ります。
荒らされ、恋人は暴行を受け病院に搬送されていました。
「緑の車に乗った2人組で、一人は綿棒のような女」
探し始めたクリスチャンは、間もなく緑色のタクシーに目を止めるのです・・・

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原作は、アレクシス・ノランとLuc Jacamon著『The Killer』です。

“綿棒のような女”役は、なるほどと思われるティルダ・スウィントンです。
イギリスの女優さんです。
「フィクサー」(2007)でアカデミー助演女優賞を受賞しています。
たくさんの主演出演がある中、アカデミー賞のノミネートは少ないですが、
3大映画祭(ベルリン、カンヌ、ヴェネツィア)の審査員や審査員長を務めているようです。
2020年には、ヴェネツィア国際映画祭/栄誉金獅子賞を受賞しています。
特別ファンではないですが、観る映画、とにかく出演しています。




原作のコミック


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「アガサと殺人の真相」

2024年04月21日 | スリラー・ミステリー映画
2018年製作の映画の紹介です

監督は、テリー・ローン。
ミステリー・ドラマ映画です。
主演・出演は、ルース・ブラッドリー、ピッパ・ヘイウッド、スタチャ・ヒックス、
ベベ・ケイヴ、ディーン・アンドリュース。


(あらすじ)
1920年。
列車内の女性は、歌を歌う人物に声をかけるも殴られ殺されてしまいます。
1926年12月。
著名な推理作家、アガサ・クリスティは夫と言い合いをする毎日でした。
5分で犯人が分かられてしまったことでスランプに陥るアガサは、
ゴルフの最中アーサー・コナン・ドイルに助言を求めます。
助言通り、ゴルフ場の設計をしている最中、訪問女性・メイベルが来てなかに通します。
6年前の事件の真相を調べていて謎を解明してほしいというもので、
一旦は断ったものの、アガサは置いて行かれた資料を読むうちにメイベルを訪問したのでした。
2人は実際の列車に乗りながら、当日の状況を確認していきます。
殺害されたフロレンスの事件は迷宮入りとなっていて、
2人はある事柄を基に容疑者を屋敷に集めることに成功します。
変装しているアガサは、同時に自分の失踪が新聞に大きく扱われていることを知るのです・・・

***********************************************************
この映画は、実際にアガサ・クリスティが1926年に11日間失踪した件について、
その失踪理由を考察してできた作品のようです。

映画というよりも、テレビドラマを観ている感じでした。
軽いミステリーですが、アガサの私生活も垣間見れる作品です。

アガサ役は、ルース・ブラッドリー。
映画は他に、「アラーム」(2008・劇場未公開)、「IN HER SKIN イン・ハー・スキン」(2009)、
「グラバーズ」(2012・劇場未公開)、「ホリデイズ」(2016・劇場未公開)などの主演・出演があります。



皆さまお立ち寄りと応援ありがとうございます
映像少ないです
容疑者たちなど気になる方はご覧頂いて (*´∪`*) 

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「ナンバー23」

2024年04月21日 | サスペンス映画
2007年公開の映画の紹介です

監督は、ジョエル・シュマッカー。
ジム・キャリー主演の、珍しい真面目なサスペンス映画です。
他出演は、ヴァージニア・マドセン、ローガン・ラーマン、ダニー・ヒューストン。


(あらすじ)
動物管理局に勤めるウォルターは、犬が暴れているとの通報を受け飲食店に向かいます。
一旦犬を捕獲しましたものの、ウォルターは腕をかまれて逃がしてしまいます。
その日ウォルターは妻・アガサとの待ち合わせに遅れ、到着するとアガサは書店で時間を潰していました。
アガサはそこで目にしていた“ナンバー23〟をウォルターに誕生日のプレゼントします。
息子・ロビンからはマグカップを受け取り、ウォルターはさっそく本を読み始めます。
すると主人公のフィンガリング探偵がウォルター自身にそっくりで、アガサに話すと笑われてしまいます。
第5章まで進んだ頃、
『イザベルと言う女性が、
「23が私を支配する、呪いがかかっている」と話す』
シーンで、ウォルターはとても気になります。
自分の誕生日も運転免許証も社会保障番号も23と関係があり、ウォルターは改めてアガサに話します。
しかしアガサは既に本を読んでいて、ウォルターとは絶対違うというのでした・・・

***********************************************
劇中の物語も映像で表され、ウォルター役のジム・キャリーはフィンガリング探偵も演じています。
せっかくのまじめ役どころですが、
ゴールデンラズベリー賞/最低主演男優賞のノミネートがあったようです
※ 因みに受賞は「エディ・マーフィ (マッド・ファット・ワイフ)」

冒頭で23にまつわる事例が列挙されます。

・ラテン語は23文字
・魔女の宴 6月23日
・タイタニック号の沈没 1912年4月15日(個々に数字を足すと23)
・ヒトラー自殺1945年4月(個々に数字を足すと23)
・シーザーの刺し傷 23
・古代マヤ人が信じた世界の終末 2012年12月23日

などなど

ロビン役は、この時14歳ほどのローガン・ラーマン。
「パトリオット」(2000)がデビュー作品、
「バタフライ・エフェクト」(2005)では、7歳の時の主人公を演じています。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(2010)、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011)ではどちらも主役、
他、「ハッピーエンドが書けるまで」(2015)、「ノア 約束の舟」(2014)、「フューリー」(2014)、
「ブレット・トレイン」(2022)など、幅広い役どころです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ブログ開設当初の記事を書き直して再アップしています
因みに生年月日足したら“26”!!
ホッとしましたです (o´?`o)

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