【神経芽腫】(11)忘れられない外泊

神経芽腫
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同じ病名でも、症状など一人一人異なります。
あくまでもかずぼーの場合はこうだった、という振り返りながらのお話です(*^^*)

神経芽腫
同じ病名でも、症状など一人一人異なります。 あくまでもかずぼーの場合はこうだった、という振り返りながらのお話です(*^^*)

 

5クールにわたる
抗がん剤治療を終え

そのあとは
大量化学療法を行うための
前準備として

画像検査や聴力・眼底検査、
心電図や心エコーなどの検査をし
(治療しても問題ないか
治療後に変化がないか比較するため)

最後にカテーテルの
再手術をすることにしました。

約5ヶ月前に
体外式のカテーテルを
入れましたが

途中お風呂で少し濡れてしまったり

カテーテル内が詰まりかけて
採血などがスムーズに
いかない時があったりで

 

お風呂はたらいのかずぼー

 

大量化学療法の時に
もたないかも…とのことで
反対側の方に変えることにしました。

手術は無事成功。


そのあとは治療前に
2泊3日の外泊。


とっしー初めての
小学校の参観日と重なり

行事はあまり参加出来ず…
だったのですが
見に行くことが出来ました!
かずぼーは母にお願いしてお留守番。

とっしーもニコニコで
頑張っている様子も見れて
嬉しかったです。

かずぼーは
外泊出来たとはいえ
免疫力などは弱っているので

外泊中に風邪などもらって
体調が万全ではなくなると

治療が出来なくなる上に
重症化しやすいので

なるべく自宅で過ごさせて
外泊中少しだけ近くの公園に
連れて行きました。

 

公園ではしゃぐかずぼー

芝生に座り、はしゃぐかずぼー。

 

外で過ごした時間は
少しだったけれど

あとで聞いて分かったこと。


かずぼーが覚えていた
最後の外の景色が
この公園だったってこと。

目で見て感じた
芝生の色や空の色など

今はもう鮮明には
覚えていないけれど

ブランコや鉄棒などは
記憶に残っているそうです。

いつかまた

自分の目で
見られる日が来るといいな。
・・・いや、絶対に来ると信じてる。

区切り線

人生いつ何が起こるかわからない。

このあとの日々でそう感じました。

ここまでスムーズに
行き過ぎていたのもあり

これから行う大量化学療法も

あっという間に終わって
すぐに退院出来るだろう…

そう思っていました。

区切り線

 

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