ネットワーク監視業務について - ネットワークエンジニアで高きを目指せ（横浜編）

今回は普通にマレーシアの私の仕事について語りたい。

死活監視業務について

いまやインターネットやメールが使えるのは当たり前、この世の中でそれらのツールが使えなくなった世界をイメージできますでしょうか。

ちょっとした連絡などもラインやスカイプを使用すればほぼ無料でいくらでもできてしまう便利なＩＴツールがいまや常識とも呼べる時代に我々は生きています。

当然24時間365日使えることを想定しているかと思います。

しかし、それらのツールを使用するにはサーバーや回線などのネットワーク関連のものが常に稼動していることが条件でございます。

ただ、あらゆるものはいずれ壊れるものであり、一箇所のサーバーが万が一落ちたら、その他複数の機器が落ちてしまう可能性もあります。

そういったトラブルを24時間365日監視している人種がこの世には存在しております。

それが私です。もちろん私の体力は無尽蔵というわけではないのでシフト制で働いており、12時間交代制で働いています。

英語、日本語を駆使してトラブルが起きた際には世界中に連絡をして、対応します。

現場はマレーシア。おそらくは英語を使用でき、かつ、アメリカに比べれば安い人件費でできるのが合っていたのでしょう。

ネットワーク初心者でも業務は可能か！？

ＩＴの知識は持っているのに超したことはないのですが、実のところこの手の業務は既にマニュアル化がかなり進んでおり、なくてもある程度はできてしまうのが監視業務です。

連絡や応対、トラブルシューティングなどかなりのケースがマニュアルでカバーされており、日本語を読み解く力と、マニュアルのどの部分を読めばトラブルを解決できるかという業務が始まってからの経験値は必要に成りますが、ＩＴ自体は0の知識でもできます（タイピングなどは当たり前にできてなければなりません。10個くらいのショートカットキーは覚えておくのが重要です）

業務中のトラブルは夜ほとんどなく、昼間は多い。

実際の実務ですが、24時間ということもあって昼だけではなく、夜も監視を続けることが必要です。しかし、日本やアジア圏の時差は1時間から2時間程度で、夜はみんな寝ているのでネットワークの負荷も小さくアラーム（ネットワークトラブルの際に鳴る）は少ないです。アメリカやヨーロッパ辺り関連のお問い合わせが夜はきます（アジアの夜はアメリカの昼だったりするので）

シフト業務ですが、夜勤もあるし、一日12時間業務なので休みがきちんと取れるのが特徴です。普通に3－4日間ほど休みが週にあります。

私の場合日、月、火が仕事で、水、木、金、土が休み（4連休）です。その次の週が

私の場合日、月、火、水が仕事で、木、金、土が休み（3連休）です。

有給もきちんと取れます。しかも、12時間の仕事をまるまる１有給で休めるので非常に貴重といえます。

普通は8時間業務を１日の有給を取ることで休める。

私の場合12時間業務を１日の有給を取ることで休める。

12－8＝４時間お得！

休みを取ると、その代わりに働く人を準備しなければなりませんが、通常会社がやってくれます。私は夜勤が大好きなので（夜勤中ネットワークの勉強ができる）夜勤のスタンドバイ（代わりに働く人のこと）が募集されていたらよく応募するようにしています。

仕事もネットワークも勉強できて、おまけにお金までくれるラッキー。

正直、世の中こんな仕事も存在するんだなと思った。

気になる給料ですが、残念ながら明かせません。まあとてもじゃないが高い水準とは言えません。厚生年金も払ってもらえないので、国民年金を自己負担することになります。

こんな仕事ですが興味がある方がいたら連絡ください。