2020年2月時点で、「就活」している学生

（2月16日一部追記）
中小企業のIT関連会社に勤めています
今、新卒の採用活動を進めています

そこで気づいた事を以下に。

今、採用活動を行っている理由
エージェントのM社と打ち合わせを行ったのが、
2019年12月
その時には2021年3月卒の学生採用に向けてが
目的でした。
しかし、先方からは、
「2020年3月卒の学生も、まだまだいますよ。」

私は、耳を疑いました。
世の中では、人で不足感が強く
コンビニエンスストアでは、24時間営業の短縮や
正月に休むお店などの話もニュースになっていたから

当社では、2020年3月卒業の新卒に対しては
採用活動を行っていませんでした。

代表と相談をした結果、
「GO」の判断がでました。

ただし、受け入れ準備ができていないので、若干名ということで。

応募者の人選方法
当社の募集要項を提出し、
エージェントのM社で人選及び
応募への「応諾」確認を行います。

それが当社へ連携されてきて、
一次面接を行う段取りです。

実際に面接を行ってみて
この時期に就活を行っている学生のレベル感が
正直わかりませんでした。
なので、感覚的には60点くらいのレベルであれば、
一次面接は合格とする基準をもうけました。

学生の特徴
面接で、なぜ今就活を行っているのか、聞きました
１．忙しくて就活ができなかった　自己逃避型
　バイト先が人手で不足であったので、就活ができなかった
　ゼミ、論文が大変だった
　→　自己逃避型
２．不採用が重なったことで、再度自己分析していた
　→　自己分析　不十分型
両者とも、就活をなめてしまっていたのでしょうか。

業界研究をきちんとは、されていないようです。
業界のイメージとか、仕事の内容など
理解度は低めの学生が多いように感じます。

これは、当社の面接に限ったことではなく、今まで
不採用だった理由は何だったんでしょうか？
と訊ねた時の回答と私の感想です。

可能性のある学生は
ただ、再度、自己分析した学生と
いわゆる、一定の偏差値のある学校の学生は、
見込みがあるように思えます。

来週から一次面接と並行して、二次面接も始まります。
二次面接の面接官が、どのような判断を下してくれるのか、楽しみです。

やっぱりこういう学生は採用できない
１．話し方が相手に対して「抑圧的」
面手中にディスカッションや質疑応答を粉います。
その時に。どうしてか、きつい口調になる方がいます。
たぶん、本人は気づいていないのではと。
仕事はチームで行うものです。
最初はきちんとしたコミュニケーションがとりにくいかもしれません。
でも、きつい押圧的な口調でこらえると、答える立場の人も
軽く喧嘩を売っているのかな。と思います。
例えば、業務スキルや技術スキルは入社後に覚えてもらうことが可能です。
しかし、口調や話し方は、一朝一夕には治らないと思います。
なので、男性であっても「愛嬌」が必要と思っています。

２．目的の分からない質問
なぜ、このような質問をするのだろうか？
と思う質問をする方がいます。
私も、当社のことを知ってもらいたいので丁寧に答えたい。
そして、理解をしてもらいたい。
と思い、質問の意図を聞くときがあります。
そこで、
きちんと説明できない学生がいるんですよね
きっと、以前準備してきたことを示したいからだと
思うのですが。
それならば、質問の目的まで考えておいてください。

３．基本所作ができない
例えば、面接が終わったら椅子をただす。
とか、先に会議室にいたならば、面接官が入ってきたら、
すぐに立ち上がり、挨拶をする
こんなことができない学生もいます。
これは、少しショックでした。
大学で、指導されていないのか、
そのような場に、参加していなかったのでしょう。

エージェントとの契約条項と採用手段
今回は基本的には、成功報酬の中途採用の場合と同様になっています。
入社した学生ひとりあたり〇〇万円支払う
との契約です。
ただ、時期が時期だけのに、ディスカウントしてもらいました。
通常の中途採用の場合、理論年収の３５％が標準の支払金額です。
それよりは、多少安価である程度です。

今、就活している学生の方へ
当社のように、学生を希望している会社は、まだまだあります。
自分の強みを認識して、諦めずに前を向いて進んでいってください。