「トンネルを抜けると雪国であった」。地獄から帰ってきた『信長オヤジ』! | 『二刀流信長オヤジの野望』@大阪本町コンサルティング株式会社

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コンサルタント兼行政書士「谷口誠良」の熱血ブログ

「堺の信長オヤジ」BLOGにようこそ!

 堺市・新金岡の「谷口行政書士事務所」所長の谷口誠良(まさよし)です。

当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

 

 専業行政書士として新年を迎え、早々に「特殊車両通行許可」の初仕事を受任するなど矢先の良いスタートを切ったということは新年のブログで書きました。

 

でもこの「特車」業務は私にとっては「鬼門」でした。

著名なセミナー講師からも、「この業務はとてもニッチな業務で取り扱える先生は周りには殆どいない」とは聞いていましたが、本当にその通りだと今になって痛感しました。

初はアナログ人間の自分でもPC操作に慣れば簡単にできると思ったのが大間違いでした。

(「センス」と「根気」を要する業務だと後で知ることになりました)

 

※「特殊車両通行許可」・・・一定の基準を超える(超)大型車両が道路を走るのにすべての経路において道路管理者に許可を取る申請手続きが必要となり、国土交通省のオンライン・システムを使って行政に代理申請する業務。

 

 <依頼主様所有の大型車両>

 

1月は、500ページを超えるマニュアル(手続き)を読みながら、「車両データ」及び「経路データ」のシステム登録からスタート。

何度やっても「エラー」が消えないわ、車両の重量が重すぎてある(高速)道路が走れないわ、一方通行で迂回しないと通れないわ等・・・。

一日中車のナビで悪戦苦闘の連続でした。

 

約1ヵ月ほどキャンセルできるスケジュールはすべてキャンセル、この作業に没頭したのにもかかわらず、遅々として進まず。

「もうこの仕事は"Give up"しょう」と何度思ったことか。

おかげで夜も眠れず。

 

2月に入り、「救世主の先生」が突如私の目の前に現れたのです。

たまたまネットで見つけた同支部の先生。

メールで窮状を訴えるとすぐに電話を下さり、何と私の事務所まで飛んで来て下さいました。

2回のマン・ツー・マン指導を受け、ようやく申請の出口までたどり着くことができました。

 

「自分のやり方は自己流、このやり方が正しいかどうかは保障できない。ここは念の為行政に電話して確認すること」等の具体的な指示もいくつかもらいました。

謝礼も頑なに拒否されるどころか、「初めてやる業務は皆わからない。先輩や周りから色々教えてもらって初めて覚えるんや。自分もそうだった。いつかあなたも困っている先生がいたら、助けてあげて下さい。お互い様だから。」と、励ましていただきました。

ただ、ただ「感謝、感謝」でした。

いつしか自分もこの先生のようになりたい、心底そう思いました。

 

行政書士になって、初めて経験した「修羅場」。

そして先輩行政書士の懐の深さを知るという大変意義のある勉強をしました。

地獄から生還した私、あとは勢いで申請書類を完成させ、昨日クライアントの社長に最終確認していただきました。

 

そして本日、堺市役所に書類を提出し無事受付受理されました。

今年の初仕事は約1ヵ月半もの時間がかかりましたが、今は仕事をやり遂げたという充実感で胸が一杯です。

嬉しい事に昨日社長から来月以降分の「特車」新規・更新申請5件の追加依頼を頂きました。

今週は束の間の休養を取り、来週からはまた「特車」ナビ・ゲームとの格闘が始まる。

 

「魔王」信長、しぶとく生き延びて候。

「・・・トンネルを抜けると雪国であった。」

 

本日はこれにて

ごきげんよう

 

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